雨が降ったら、傘を2本持って出かけるだけで世界は変わる!
雨が降りだした時に出かける時に、家にビニール傘が余っている人は、2本ビニール傘をもって、街へ出かけるべきだ。
一本は、誰か傘を持っていない困っている人にあげると、感謝されるし、家でじゃまになっていた傘も有効に活用される。
何よりも、良いことをしたと思える充実感が、置きざらしになっているビニール傘1本から得られることを学習してほしい。
雨が降って困っていたら、突然、傘をくれる人がいたら、あなたはどう感じるだろうか? 地球って、世の中って、悪い人ばかりはないなぁと感じるのではないだろうか?
知らない人に声をかけるという行為が、たとえ好意であったとしても一番下手なのが日本人だ。これは、なかなか勇気がいることだ。まず、とっても恥ずかしい。
最初は、何度声をかけても、不信がられる。それは慣れてないからだ。それを解決する方法。あなたの顔がこわばっているからだ。
人とのコミュニケーションで、一番の解決方法は、「笑顔」だ。
笑顔は万国共通の言語だ。
笑顔で接することによって、世界は変わる!
世の中、社会のためになることは、もっと「声を大にして」やるのではなく、満面の笑みを浮かべているかどうかにかかっている。
そうすれば、他の人も何が楽しいのかが、気になってくる。
日本人が一番、お得意なのは、目立つ人をひきずりおろし、こけ脅すことだ。
これほど、簡単で、快感が得られることはないようだ。目立つものはたたく。今、自分のいる現状を努力しないで安泰にすごせるから。
しかし、この快感は自分のレベルを低いところで待ち構えているようなものだ。まるで、アリ地獄。人が転げ落ちるところをじっと待ちかまえている。
向上心のある人は、人の足を引っ張っているような時間がない。人をdisる時間があれば自分を律っすることに向けたいはずだ。
傘を1本、困っている他人にあげることによって、自分自身が成長し、もらった人も、夕飯の時に、傘をくれた人がいたことを話題にして、日本は捨てたものではないということを誰かに話すことだろう。
ビニール傘一本でも、人の心は変えられるのかもしれない。
もしかすると、世界は変わりはじめているのかもしれない。
僕が仕事において一番大事にしていることは、自分が楽しいと思えるかどうか。楽しいと思える内容は人によって違いますが、僕は人に喜んでもらえると楽しいと感じる。だから仕事だけでなく、普段もそのことを考えています。例えば、雨が降りそうな日は家にある傘を2本持って行きます。急に降られたときにコンビニで買ったりして、ビニール傘って溜まりますよね。でも捨てるのはもったいない。2本持っていると、傘がなくて困っている人にあげることができます。良かったらどうぞって渡すと、女性の目はハートになっていますよ(笑)。ちょっとしたことだけれど、自分の中での満足度はすごく高い。
そう考えると、今の経済社会における希少価値を奪い合うような生活には少し疑問を感じます。ネアンデルタール人は奪い合う生活をしていました。その後、クロマニヨン人から他者と共有することを覚えます。ラスコーの洞窟に壁画を描いたクロマニヨン人は、火を起こすのは大変だったかもしれないけれど、言葉も文字もないのに絵を描いていた。だからきっと今よりも心に余裕があって、もしかすると音楽も作っていたかもしれないし、ルネサンス以上に豊かだったかもしれません。
http://www.interliteracy.com/philosophy/kanda_t.html