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ソニーは、何のために商売をやっているのか?

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本日(2014/05/14/WED 17時50分)、
ソニーは、2013年度の第4四半期の業績説明会を行う

2013年 第4四半期 業績説明会
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/presen/

2014/05/1には、2013年 連結業績の下方修正をおこなったばかりだ。

ソニーは、2014年2月6日に発表した2013年度(2013年4月1日から2014年3月31日まで)の連結業績見通しを、以下のとおり修正します。

2013年
売上   7兆7,700億円
営業利益         260億円     売上比率   0.3%
税引前利益   260億円      売上比率  0.3%
当期純利益 ▲ 1,300億円     売上比率▲1.67%

金額もさることながら、売上に対する利益率が0.3%というのは、一体何の為にビジネスをやっているのかがわからなくなる。

東京スター銀行で売上を定期預金(0.3%)にしているのと同じ規模だ。
もしも、楽天カードで、7兆7,700億円分、買い物をしたら、1%ポイント還元で、770億円分ポイントが貯まる。

上場で時価総額1兆円を予定(2014/10)しているリクルートのリクルートポイントだと、1.2%の価値で、932億円分ポイントがたまる。これからは、ポンタにチャージもできる。

本日、2013年度の連結発表があっても、もうすでに前期の話で、2014年度はこれからがんばってもらうしかない。

本日の発表を前に、少し通信簿を解説してみたいと思う。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/ar/2013/highlight/p2.html

売上の事業部門別のセグメントだ。

売り上げ順でいくと

  1. 1兆2,576億円 モバイルプロダクツ&コミュニケーション
  2. 1兆0,077億円 金融
  3.    9,948億円 ホームエンタテインメント&サウンド
  4.       8,486億円   デバイス
  5.       7,327億円   映画
  6.       7,304億円   イメージングプロダクツ&ソリューション
  7.       7,071億円   ゲーム
  8.    4,417億円   音楽
  9. 合計 5兆8,206億円  他 1兆9,494億円

となる。

金融で売上1兆0,077億円で営業利益1,458億円で対売上比率は、14% とまずますなのだが、それ以降は、ズタズタでボロボロなのだ…。

売上があっても、営業利益が出ていない

営業利益でいくと

  1. 1,458億円  金融
  2.    478億円 映画
  3.    439億円 デバイス
  4.     372億円 音楽
  5.      17億円 ゲーム
  6.   14億円 イメージング・プロダクツ&ソリューション
  7. ▲843億円 ホームエンタテインメント&サウンド
  8. ▲972億円 モバイル・プロダクツ&コミュニケーション

ホームとモバイルの合算で ▲1,815億円
金融の1,458億と音楽を372億供出して(1,830億円)で穴埋めができるレベルだ。

これはソニーの売上よりも、営業利益が全く出ない体質側の問題だ。
事業売却益は、リストラ費用へと充填されるだけである。

デジタルイメージング、ゲーム、モバイルでエレクトロニクス再建と気合は見えてくるが…、

CMOSセンサーの世界シェアをソニーが32.1%があっても、売上7,304億円 に対して14億円(利益率0.19%)の営業利益だとiPhoneが売れれば売れるほどソニーは損をしているという構図に見えて仕方がない。

VAIOなどのPC事業がなくなり、テレビカンパニーの分社化、ソネットの売却プランまで。なんといっても、驚愕なのが、全スマホにフェリカ搭載のブームの中、肝心かなめの胴元の「フェリカポケットマーケティング(FPM)」をイオンに売却してしまった(2014/03/31)。ソニーの持ち株は60%から15.1%とマイナー株主になる。

これからのネットとリアルの金融シナジーの架け橋となるプラットフォームすら手放さなければならないほどの台所事情なのだ。

その中、ちゃっかりと、2014/04/24には、
ソニー不動産 なんて会社を2億5,000万円の出資で発足している。2014年8月1日から営業開始だ。



One Sony
を合言葉に、いまや、「スパイダーマン」から「マイケル・ジャクソン」まで、おまけの景品としてつきはじめた。

 

テレビはスパイダーマン、スマホはマイケル・ジャクソン、ソニーのなりふりかまわずぶりが見える。

さらに新しい取締役の人事を見れば、エレキに力を入れるどころか「経営屋」に力をいれたい顔ぶれが揃っている。

一体ソニーは、何のために商売をやっているのか?

「ソニーらしさ」は会社を存続させるためにあるのではない。
コンパクトに分社化し、もっとネット企業とシナジーがある新しい組織体としてベンチャーになるべきだと思う。

そして、金融・不動産業種とは分離して考えるべきではないだろうか?

サード・ポイントの提案による、映画、音楽事業の上場もまだアイデアとしてはまだありだと思う。

 


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