なぜ相撲部屋は潰れないのか?それは日本相撲協会からの奨励金があるから!

貴乃花親方のニュースを見ないようにしても、いやでも聞こえてくる。
これだけ、反抗すれば、日本相撲協会から反故にされるのかと思えば、そうではなくビジネスモデルのルールが成立していました。

http://www.sumo.or.jp/

現在、相撲部屋は、45部屋もあります

http://sumo.or.jp/ResultRikishiData/sumo_beya/

https://gyazo.com/74b3b157e0de848a2a1da5e88cfcb458

相撲部屋の条件

・年寄名籍を取得すること
・親方の承認を得ていること
・引退後1年を経過していること
・自身の稽古場を持っていること
・以下のいずれかの条件をクリアすること
①横綱もしくは大関経験者
②三役(関脇、小結)通算25場所以上
③幕内通算60場所以上
http://sumououen.com/1034.html

相当な参入障壁があり、外部からは参入はほぼ不可能。よって閉鎖的になりやすい。

相撲部屋は、日本相撲協会からの奨励金で成り立っていた

 

1年間で6場所あり、巡業していきます。

国技館は、1月、5月、9月以外は空いており、レンタルで貸し出されている。

国技館レンタル料金
10,000人以上の顧客収容が可能。定員は11,098人

大ホール プロスポーツ 350万円/1日  教育イベント200万円/1日
http://www.sumo.or.jp/KokugikanRental/about/

日本武道館も同等 360万円/1日 収容人数が15000人

 

日本相撲協会からは部屋持ちの親方に対して、

❏場所ごとに所属力士人数分の部屋維持費(1人11万5000円)×6場所

❏稽古場維持費(1人4万5000円)が支給されます。

❏協会から給与が出ない幕下以下の力士1人に対して、
毎月7万円の力士養成費が出ます。

※幕下クラスでも、11.5万+7万で 18.5万が一人あたりに奨励金が親方にははいる。

❏他に関取を養成した場合、年間単位で養成奨励金が支給されます。
金額は十両114万円、平幕126万円、三役156万円、大関216万円、横綱276万円です。

https://www.excite.co.jp/News/sports_g/20110121/Real_Live_3456.html

別のデータでは…
横綱 282万円×12ヶ月=3384万円
十両 103万6千円×12ヶ月=1243万2千円
幕下 15万円×6場所=90万円

相撲協会の理事となると…
理事は、定例報酬として月額149万8000円×12ヶ月がもらえる

しかし、横綱でも年間3384万円というと、中小企業の社長から政治家というところです。

他のスポーツ選手と比較すると完全に一桁少ないですね。
相撲そのものがスポーツ産業として自立できていないところも問題であります。

関取 か 幕下かの2種類しかいない相撲取りの格付け

幕内が42人以内
十両が28人以内
合計 トップの68人以内が関取と呼ばれる。

その他 540人 が幕下以下で、総勢600人の力士が存在している。


http://cool-jpn.mobi/culturebunkajapansumokokugi.html

独占組織の公益財団法人日本相撲協会の収入は年間122億円、しかし税金はたったの15万円

独占組織の公益財団法人日本相撲協会の収入は年間122億円、しかし税金はたったの15万円

一組織だけでなく、分割して、2団体に分けて、競わせるのはどうでしょうか?
その方が自浄作用が働く気がする。

独占組織で、非課税というところで、変化しない保守体制が温存されている。