turntable.fmは著作権の壁を超えられるのか?ソーシャルリスニングのあけぼの! – KandaNewsNetwork http://j.mp/mpltme
というエントリーをアップして、この爆発的な音楽SNSを伝えたばかりだったが、先週、2011年6月26日より、米国以外の国で利用ができなくなった。
We’re very sorry, but while we would love to let you in and rock out with us, we need to currently restrict turntable access to only the United States due to licensing constraints.
We are working very hard to try and get you in as soon as possible.
If you believe this is a mistake and you are located in the United States, please e-mail help [at sign] turntable dot fm
Again, sorry, and we hope to see you soon.
Billy Chasen
CEO
音楽権利者の方々へ、 何度もここでは語っているが、音楽は聞いてもらえる機会を奪われれば奪われるほど、購入の機会は減る一方だ。
何度も好きな時に好きなデバイスで音楽を聞ききたい人は、対価を払うはずだ。そのための機会を奪ってはいけない。
turntable.fmは、音楽をより積極的に、自分がDJの立場でみんなで楽しめる、音楽へ再び、ビューポイントを集め、長い滞在時間を提供する優良なサービスだ。
現在のDJ文化となにも変わるものでもない。
これで、また日本は米国から2年も3年も遅れてしまう。
iTunes Music Store(当時)の黒船と同様に、あと数年でこのサービスを受け入れても、すでに新たな音楽産業関連市場は成熟して、日本はそのプラットフォームの傘下にはいることしかできなくなってしまう。
音楽の世界は、すでに国境のない世界。そこに国境をつくって利益を確保しても、その利益を食いつぶしていく間に世界はもっと変化してしまっていることだろう。
残念だ。