uWink
というレストランをGoogleで検索してみてほしい。
もしくは、
http://www.uwink.com/
ノーラン・ブッシュネル
Nolan Bushnell: Tech Report
ノーラン・ブッシュネルは、アタリ社の創業者でもあり、ポンやブレイクアウトといったテレビゲームの父でもある。
彼が、ゲームの多大な経験と失業を経て展開しているのが、エンターテインメントレストランシステム uWinkである。
インターネット時代はゲームセンターではなく、レストランとの融合という道を選んだようだ。
レストラン向けへのシステム販売がビジネスモデルとしてかがげられているが、日本の居酒屋チェーンの端末のほうが、数段進化して見えるので、いまさらな気もする。
しかし、アメリカでは、誰もが間違わずに操作できるという点が求められる。
日本の居酒屋の注文システムや、カラオケシステムは、使い方を店員に教えてもらうという本末転倒なシステムで仕上がっているから、このシンプルさは重要かもしれない。
海外では、何年も前からこのようなエンターテインメントシステムと、レストランとの融合は試されている。
これは、10年前にあったRemoteLoungeのレポート記事
http://knnarchive.jugem.jp/?day=20010910
何と、マイケル・ジャクソンの30周年記念コンサートと、911の直前のNYのレポートだった。
残念ながら現在は閉店してしまったようだ。
このRemoteLoungeでは、目の前の端末で、店内にいる人とチャットをするというシステムがユニークだった。同じ店内にいるんだけど、端末を経由する事によって、大胆なアプローチが可能となり、そこで意気投合してから、実際にフェイストゥフェイスで会話をする。
一度、端末を経由して、フィルタリングをかける事によって、リアルの世界の負荷を軽減させているところがユニークだった。
ボクが2004年から手がけたdotBARやBarTubeも、こんな「ケチャット」というあのケチャップのハインツ制のロボットで店内と天外でのコミュニケーションをはかっていた。http://www.ketchup.jp/ketchat/
飲食とITの融合はまた、時期が来たらチャレンジしてみたいと思った。