任天堂 Wii みんなのスポーツ

Wiiで筋肉痛
12月2日、任天堂のWiiをヤフーオークションで購入した。
オークションで37500円だった(送料を入れて38500円)。
徹夜で並んでいただいた方に、13500円のお手当てって感じ。
8時間並んだとして時給は1687円となる。寒い冬の深夜仕事なのでそれくらいは必要なのかも。しかも、せっかくの週末なのにご苦労様。

いや、何かがおかしい。こうやって工業製品を手に入れるなんて、絶対に何かがおかしい。戦後の闇市のビジネスモデルが、希少製品には適用されているのかも…。本当に欲しがっている子供のクリスマスプレゼントにならない「おもちゃ」の販売方法に疑問を抱く。

しかし、月曜日からは、BarTubeでWiiでみんなで遊べると思うと、この購入方法も絶対に手に入れたい人には必要だろう。

さて、Wiiを早速接続してみて感じたことが、ユーザー・インタフェースが秀逸さである。つまり、とてもやさしいインタフェースとなって仕上がっている。ソニーのPS3は、リアリティのある3Dを追求するが、任天堂のWiiは非常にプリミティブな球体のちゃちな3Dである。
しかし、リモコンを通じて機敏に動作させるには、それくらいでも、十分だと感じた。むしろ、かわいささえ感じる。Wiiの追加リモコンパックにはMii(Me)という自分のアバターをつくることもできる。

リモコン操作にあまり期待していなかったが、「Wiiスポーツ」を体験するとそのセンサーの対応のよさに驚く。ボクのお気に入りは「テニス」だ。リモコンがブルルと震えるあたりもすごくいい。
もっとテニスにフォーカスした打感のあるラケットや、トップスピンやスライスが打てる摩擦感があるリモコンが欲しくなった。

「ボクシング」も夢中になる。…というか、かなり激しいスポーツとなっている。Wiiリモコンにヌンチャクコントローラーをつけると両手にリモコンがある感じとなる。リモコンにリモコンをコードで接続するので、ヌンチャクのようになるのでだ。ボクシングをやるには、ヌンチャクリモコンのコードが、もう少し長くないと大人で手の長い人にはちょっと大変かも(大きくフックを打とうとするとコードが短くてやりにくい)。

かなり、運動量が激しく、酒を飲みながらやるとだんだん気分が悪くなってしばらく寝込んでしまった。そして、今日は朝から肩から腕にかけてひどい筋肉痛…。ビデオゲームで筋肉痛だなんて、はじめての経験だ。

家の中に、テニスコートやボクシングスタジオやボーリング場がやってきたという感覚に近い。Wiiによって、家にこもったままの人の運動量は、がぜん増えてくるのではないだろうか?

テニスにボクシングもボーリングもかなり、リアリティがあるのに驚いた。むしろ、キックボクシング用に両足首にまきつけるためのコントローラーや、ヘッドギアやいろんなリモコンデバイスが発売されるのかもしれない。

このあたりは、任天堂やアップルを見習い、すべてデバイスを自社で独占するのではなく、技術仕様をデベロッパーに公開して、ユニークなデバイス登場を喚起すべきだろう。

また、このジェスチャーによるコントロールは、テレビにも適用されると便利かもしれない。テレビのリモコンにもクリックボタンやセンサーがあるとチャンネルをふってまわすなどの芸当ができるだろう。

そうすると、任天堂のシェアはWiiだけにとどまらず、HDDレコーダーや各種ホームエンターテインメントのハブの部分のコアインタフェースになれるチャンスがある。
つまり、ホームエンターテインメントの規格としてWiiのAPIを公開していくとう手法も考えられる。アップル、ソニー、マイクロソフトが狙うけど何もできていない、テレビとのエンターテインメントに一番近いところにはいるのは実に任天堂ということを彼らも理解していない。

ともかく、体験こそすべてなので、ぜひ、BarTubeでWiiを体験してみてください。

ビデオ投稿スタジオ BarTube 21:00-24:00 (日・祝休み)
東京都渋谷区宇田川町33-13クスハラビル3F C
03-5458-6226
http://snbar.ameblo.jp/

  generated by feedpath

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です