「お父さんは優しいから許すよ」の小2男子への違和感

Toshiaki Kanda 2016年06月06日 月曜日
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https://www.youtube.com/watch?v=eAq3L2DG5gc

北海道の置き去りにされた小2男子の発見は、生きていてよかった…とおそろく日本国中が思ったことだろう。捜索も3日目となり、72時間の生存確認の壁を過ぎると、もう悲しい発見ニュース速報だと思っていたからだ。
しかし、小学校2年の男子が自衛隊の施設で生き延びていたというのには、かなりの違和感が残った。

小2男子の心情がとても気になる…

この違和感は、世の中は「よかった」ムードで一杯だからだ。しかし、なぜ、小2男子は、置き去りにされてから、反対方向の山道へ向かい、6日間も1人で何も食わず状態で反抗し続けたのだろうか?
家庭内でのDVなどがあったからか?
心配をかけてより大事にしたかったのか?
…といろいろ考えが巡る。

親に心配をかけたければ、一晩でもいなくなれば十分に大事には至る。
それが、2晩、3晩、4晩、5晩と重ねたというのは、相当な決意、いや自ら命を絶とうと思うくらいでなければなしえたものではない。

それほど家に帰るのがいやだったのか?

「お父さんは優しいから許すよ」

北海道保護男児「お父さんは優しいから許すよ」

貴之さんによると、大和さんは4日まで続いた点滴が外れ、病院食をたいらげている。絵を描いたり家族とトランプをしたりして過ごし、「(母親の)ハンバーグやパンを早く食べたい」と話しているという。病室で大和さんに「つらい思いをさせてごめんな」と謝ると、「お父さんは優しいから許すよ」と答えたという。貴之さんは「申し訳ない気持ちでいっぱいになった」と声をつまらせ涙ぐんだ。
http://mainichi.jp/articles/20160606/k00/00m/040/068000c

「お父さん、ごめんなさい」ではなく、「お父さんは優しいから許すよ」という関係性が怖い。

小2男子が、トイレもない、シャワーもない、歯磨きもない、布団もない、食事もない、真っ暗な闇、電気もないところで、すごす。

自衛隊に見つけられなかったらどうしていたことだろうか?

過酷な環境すぎる。
小学校2年生の中の果てしない反抗心。いや、自暴自棄だったのかもしれない。

しかし、親にも社会にも学校にも、迷惑をかけていた張本人は小2男子なのだ。
しかも、親子関係で完全にイニシアティブを持ってしまうと…この子の将来こそが心配だ。
同時に、日本全国の親が、子供のしつけに対して、一考するようになった。

かつての人気子役が、稼ぎ大黒柱となり、親や仕事を辞め、子供のマネージャー業になる。一家を養っているのは自分だ的な雰囲気になっていた。親には「仕事にいかなくていいの?」というと何でも自由になったと、かつての、子役タレント、内山信二は、しくじり先生でカミングアウトした。

そう、両親は、小2男子に今後、なにもしつけることができなくなったのだ。

親がDVの可能性だってあるが、子供が親を「許してあげる」という発言は違和感でしかない。
この言葉が父親の代弁だからさらに複雑な想いだ。

ボクが父親だったら、小2男子に、叱り、諭すと思う。社会から何と言われようとも、自分の息子が死を決意するようなことかどうかを…。

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