同社(ヨドバシカメラ)では、店頭に並ぶ商品のすべてにバーコードが付いており、スマホのアプリで読み取ると、画面上で商品の競合価格や店ごとの在庫状況を見ることができる。そういった情報から取り寄せに必要な時間まで掲出され、顧客の購入をヨドバシ.comに誘導する仕組みを構築したのだ。店頭で商品を見て、レジへ行かずにその場でクリックして買ってもらおうというわけだ。
つまり、自分のショップのショールーミングにしてしまったというワケ?
最近のyodobashi.com ロゴを変えるとamazonに見えてくる…。
http://www.yodobashi.com/
強みはポイント還元の10%還元だ。
例えば、PanasonicのFZ 1000はamazonでは、65,373円
FZ 1000は、ヨドバシでは、69,760円と高い。
しかしだ、ヨドバシポイントが10%還元されると…
▲6,976円となる。
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ここは自分で手計算しなければならないが実質価格は、
6万2,784円と、Amazonの65,373円と比較しても、ヨドバシの方が2,589円安くなる。
配送時期も、翌日配送が可能な地区が多い。
何よりも、東京の秋葉原や大阪の梅田ならば、24時間ピックアップということも可能になった。
amazonで買わなければならない理由がどこにもなくなってきているのだ。
1円でも他店より安くします
1円でも他店より安くしますと謳いながらも、ネットの他店とは値段に応じてくれなかった量販店にはもう完全に行く気もしなくなってしまった。
しかし、ヨドバシは、ショールーミングも可能だし、yodobashi.comの価格に合わせてもらいながら、amazon.comと価格も調べることができる。
結果として、すぐその場で持ち帰ることと、退蔵益というヨドバシポイントでなんとなく得した気になりながら、ポイントのあるヨドバシで購入するというロジックにまんまと流れていく自分がいた。
まずは、 http://www.amazon.co.jp と http://www.yodobashi.com は比較することをオススメしたい。
「ヨドバシ.com」の売り上げは’14年3月期に650億円に達し、’15年3月期には1,000億円に到達するのではないかと予想されている。国内で2,000億円の売上げを誇るアマゾンを追い抜くと期待されるヨドバシは、家電のみならず食料品や書籍など300万点を超える商品数をカバーする。一方で現在、大手家電量販店はこぞって業績不振に喘いでいる。最大手のヤマダ電機は、5月7日に発表した2015年3月期決算で減収減益となり、売上高が前期比12.1%減の1兆6643億円、営業利益が同41.9%減の199億円、経常利益が同29.2%減の355億円、当期利益が同50.0%減の93億円となった。
ネット通販において、アマゾンの’14年12月期の日本の売上高は79億1,200万ドル(約8,400億円)と群を抜くが、伸び率は14%増と、13年の20%増から鈍化した。前年比5割程度の伸びとなった「ヨドバシ.com」の追撃も少なからず影響しているのだろう。
同社では、店頭に並ぶ商品のすべてにバーコードが付いており、スマホのアプリで読み取ると、画面上で商品の競合価格や店ごとの在庫状況を見ることができる。そういった情報から取り寄せに必要な時間まで掲出され、顧客の購入をヨドバシ.comに誘導する仕組みを構築したのだ。店頭で商品を見て、レジへ行かずにその場でクリックして買ってもらおうというわけだ。