米国の派兵も給油活動も、まだまだ終わらない。
給油を延長すると言っている人がまだまだいるのが信じられない。
まもなく、選挙になると思うけど、給油活動だけには反対したい。
そんなことに、限りある化石燃料と税金を費やしてどうするの?
アメリカとの関係に摩擦がと思うならば、どんな確約があるのかを、しっかりと事前に国民に伝えるべきだと思う。
いつ、だれが、どこで、そんな確約をしていたのかもふまえて。また、それをやぶった場合の日本のリスクも開示すべきだとボクは思う。
その上で、政治的は判断をする人を選ばせてほしい。
テレビやメディア、移り気に見える安易な電話調査による支持率調査や、意味をもっていない視聴率にふりまわされるのも、いい加減にしたい。平日日中の電話調査や、ネットユーザーの調査に、どんなバイアスがかかっているのかも説明が必要だ。
一度、イラクの現状を自分の目で確かめてみたら、必要のない事に、都合よく振り回されている事がよくわかると思う。
しかも、税金と貯金を使って…。兵器を売らないと、食えない国はとても貧しい国だと思う。それで潤うというのは、手を汚さずに関与しているのと同じだ。
こんなチャラついたカッコで町中歩いてもバグダッドでは、何も起きない。夜中でさえ、危険地帯と言われているところでもだ。
しかし、銃を持って武装して、ウロつくから、何かが起きるんじゃないの?
まずは、武力をもって武力を制するというアイデアそのものをそろそろ考える時期かと思う。武力をもって制しても、恨みは増すばかり。
半世紀も前の世界大戦で、世界がずっしりと学んだことだと思う。
自爆テロという命さえも惜しくない人を相手に、武力が通用しないことは歴然。我が国も、「天皇陛下バンザーイ!」で命を賭させた暗い過去を持っているはず。
「唯一アッラーの神よ!」で自爆テロを起こす人との相違点を見つけてほしい。
「信じるものは救われる」さえも、一度は疑っていい時代である。
何のための給油か?、何のための派兵か? 要請されてなくても、それは日本として行っていただろうか?
要請されたからであれば、ぜひ、具体的な見返りを明示してもらわなければ、税金を使用する意味がない。