「インターネット上のタイムマシーン」サービスを提供してきたMemolane、突然のサービス停止をアナウンス

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ソーシャルネットワーク上での過去の行動をアーカイブして閲覧できるサービスを提供してきたMemolaneが、サービスを停止することとなった。同社ブログにて停止をアナウンスしている。

何の前触れもなく、急な話に感じられる。Memolaneに蓄積された情報はアメリカ時間の2月22日(つまりは明日)に削除されるのだそうだ(何時なのかという情報は明らかにされていない)。Memolaneにある情報というのは、それぞれ他のソーシャルネットワークからもってきたものではある。であるので、元情報が消えてしまうということにはならない。しかしそれにしても、あまりに突然の停止アナウンスに戸惑っている人も多いことだろう。

via jp.techcrunch.com

タイムラインサービスはビジネスになりにくいのか、リンクのみのサービスは成立しないのか?

広告モデル以外の巨大なビジネスがそこには、潜んでいるのに… 。

現在のソーシャル利用は第一世代だ。
いずれ、生まれた時からソーシャルデビューしているソーシャルネイティブな子どもたちの第二世代が使いはじめる。

さらにその子どもの孫にあたる第三世代が使いはじめ…。

ソーシャルの写真やツイートやビデオは家族、親類、縁者の資産となりうることだろう。自分の父親や母親が自分の年の時に何を考え、どう行動していたのかがわかる?

市井の人たちが、皇族や華族のように、ネット上で歴史を辿れるようになる事が、タイムラインサービスだ。

22世紀の人類(といっても、あとたったの83年後だ)は、自分たちの悩みを、膨大な情報にあふれる21世紀のソーシャル初頭の頃から答えを見出そうとするだろう。

20世紀まではマス中心だったからだ。21世紀になってからのソーシャル情報群は圧倒的なビッグデータとなった。

もしかすると、テレビなどのマスよりも、先祖からの教え、歴史からのマッチングで過去の人の行動から問題解決するという行動を取るほうが多いのかもしれない。

マス型の大量消費用のコンテンツよりも、個別のコミュニケーションが時間を経ると、大量消費用のコンテンツとして成立するのかもしれない。

長期的な視点で考えるとGoogleがやるべきビジネス分野だと思う。いま、短期的なビジョンでなく長期的に取り組める企業はGoogleしか存在しない。

しかし、そのGoogleでさえ、永遠ではない。現在のフリーミアムモデルを揺るがす、広告プラットフォームとなるサービスが登場すれば、その栄光は一瞬にして崩壊するだろう。 かつてのYahoo!,Inc.がそれを証明している。

では、facebookではどうだろうか?

Facebookのタイムライン機能に一番、欠けているのは、検索機能だ。  使えないBingの検索機能に依存すればするほど、facebookのメッセージの検索機能や知人動向検索、タイムライン検索などの、Facebookの「金のなる木」を失ってしまう。Facebookが成長するためには、「検索」の強化が至急かつ重要命題だ。

それがないと、モバイルのチャット型サービスの素早い展開にユーザーが奪われてしまうのは、明確である。

スモールスクリーンのモバイルで使えば使うほど、Facebookの優位性が見えにくくなっている。

memolaneがなくなってしまうのであれば、タイムラインサービスを展開している、

timehop.com
にがんばってほしいものだ!

このようなタイムラインサービスは言語にも左右されないため、参入しやすいと思うのだが…。





 

 

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