ソフトバンク、TモバイルUSを買収して携帯電話世界ナンバー2へ?

日経新聞によると、

ソフトバンク、米携帯4位買収へ 親会社と詰め 
売上高世界2位に
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD240RP_U3A221C1MM8000/?dg=1

らしい…。


ソフトバンクは米携帯電話4位のTモバイルUSを買収する方針を固め、関係者との最終調整に入った。米子会社のスプリントを通じ2014年春にもTモバイルUS株の大半を取得する。買収額は2兆円超となる見通し。実現すればソフトバンクグループの携帯事業の年間売上高は7兆円に達し、中国移動(チャイナモバイル)に次ぐ世界2位に浮上する。成長する携帯市場での主導権を巡り、世界で合従連衡が加速しそうだ。

 ソフトバンクは今年7月、米携帯3位のスプリントを約1兆8000億円で買収。携帯事業の売上高で英ボーダフォンなどと世界4位グループを形成している。ただ、米国市場では最大手のベライゾン・ワイヤレス、同2位のAT&Tの契約数が1億1000万件前後なのに対し、スプリントは5500万件程度にとどまり、劣勢に立つ。米2強に対抗するため、新たな大型買収で事業規模を一気に拡大、世界市場へ向けた足場を固める。

 TモバイルUSの売上高は2兆6000億円。買収後はスプリントと経営統合させる案が有力で、統合会社の携帯契約数は単純合計で約1億件と米2強にほぼ並ぶ。ソフトバンクは統合会社の6~7割程度の株式を確保し経営の主導権を握る。

 日米を合わせたグループの契約数は現在の約1億件から1億4000万件に膨らむ。携帯端末の販売台数も増加。端末メーカーに対する交渉力を強め、調達コスト削減や自社グループに有利な端末開発などにつなげる。

通信業界では世界的な再編が相次いでいる。米英合弁のベライゾン・ワイヤレスを巡り、5割強を出資する米ベライゾン・コミュニケーションズはボーダフォンの持つ残りの全株式を約1300億ドル(約13兆5000億円)で買い取る方針。ソフトバンクの新たな買収計画は世界の通信各社の戦略に影響しそうだ。

さぁ、世界をまたにかけてのシェア争い激しくなってきた。