パチンコ市場19兆円(2012年度)ピーク(1995年30兆円)時から4割減

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パチンコ業界の売上高(貸玉料)

1995年30兆円
   ↓
2012年19兆円 (63%のシュリンク)▲11兆円が市場から消えた…

日本生産性本部の「レジャー白書2013
<余暇活動調査の仕様>
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :全国15歳~79歳男女
有効回収数:3,334(人)
調査時期 :2013年1月

  • 20年前には3000万人近い人がパチンコを楽しんでいたが、今や1100万人と3分の1。
  • 10代男性の参加率は15%から2%、
  • 20代男性では50%から18%
  • 13年12月末のパチンコホール経営企業数は全国に3818。
  • 12年末から157企業減り、前年の減少数を3倍上回った。
  • 昨年1年でオープンした店舗は、前年比11店舗マイナスの227店。
  • 出店エリアは集客を見込みやすい東京、神奈川、埼玉、大阪、兵庫に集中している。
  • コアなファンは増えている。1年に何度パチンコ店を訪れているか(年間平均活動回数)は、1995年の23.7回から2012年には27.4回へと増加。
  • 参加人口が6割近く減っても売上が4割減にとどまっているのは、多額の金額を投じるコアなファンが増えているため
  • 日本遊技関連事業協会が2012年に、パチンコ店の顧客2239名を対象に行った調査(回答者の平均年齢41.6歳)では、1回あたりの平均プレー時間が11年の3.9時間から4.6時間に増加。
  • 特に「1回あたり5時間以上」プレーする人の割合が、16%から29%へと大幅に増えた。
  • 長期的に見ても1回あたりのプレー時間は増加傾向にあり、コアなファンが業界を支えていると言えそうだ。

縮小するパチンコ市場、20年で参加人口3分の1 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140406-00000137-economic-bus_all

 

 「レジャー白書」そのものが、ネットでN数3,334人の好意的な余暇活動アンケ−ト協力レポートということを想定しておきながらの考察が必要…。

パチンコ市場は、2014年、19年前の市場と何が一番変化しているかというと、インターネットの成熟のあおりだろう。
2007年からの売上減少は、ガラケーの普及、スマホの登場が大きい。

DeNA(当時・ディー・エヌ・エー)は、2006年に「モバゲータウン(現・モバゲー)」を開始している。
2007年といえば、グリー(2004年創業)のユーザーが100万人から300万人になった年(2006年は30万人2008年は800万人突破)でもある。

2012年5月31日にコンプガチャの運用停止。

しかし、パチンコ産業の消えた11兆円は、携帯ゲームだけの市場ではない。
両社之売上をあわせても1兆円いかないんだから。

 

 

その後、DeNA もGREEの市場さえもシュリンクしている。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304368604579192570356406460.html

パチンコ業界の10兆〜11兆円は何に消えたのだろうか? おそらく、携帯電話全体の経済圏なのかもしれない。

http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2013/0830sp/

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