ファミマにあって、セブン-イレブンにないもの…。
それは100円コーヒーのカフェ・ラテ版だ。
セブンは、レギュラーコーヒーだけしかない。それに氷をいれてアイスにするレギュレーションとサイズの差異だけのバリエーションだ。
ファミリーマートの、カフェラテは、100円コーヒーよりも50円も高い150円。
これだけで、価格差は150%だ。
さらに、ショコラ・ラテ用のチョコレートは、70円だ。
合計、220円。
なんとセブン-イレブンの100円コーヒーよりも、220%も売価が高い。
さらに、牛乳50円 + チョコレート70円の合計 120円のトッピング料金は利益率が高い。
しかもサービスコストは、すべて清算が終わった顧客がセルフで作る。
セブンがコーヒーを一人に1杯コーヒーを販売している間に、ファミマは一人当たり、セブンの3杯以上の利益効率のいいカフェラテを販売しているといえるだろう。
これで、さらにカフェラテ以外にも、とかく甘いフラペチーノ好きなターゲット層は、ファミマでもいいか?と考えだすかもしれない。
その決断としての、税込み220円という価格は、非常にいい価格設定だ。
スターバックスやタリーズでも100円以上の差があるからだ。あとは椅子とか音楽とか内装とかMacBookAirを触って仕事したくなるかどうかだ(笑)
しかもファミマのサイズには、SがなくMしかないところもすばらしい!
もしかするとかつてのマクドナルドの100円ハンバーグと同じような利益効果がでるかもしれない。
さらに「溶かしてつくる商品です」…と続く。
これは、一度試してみたくなる。
美味しいしかけだ。
なぜ、セブンは「カフェラテ(エスプレッソ+ホットミルク)」という高付加価値高利益率マシンを置かないのだろうか?
マシンのリース料金はセブンが一番安く調達できるはずなのに…。