今週号の週刊プレイボーイらしい…。
ホリエモン、週刊プレイボーイで「収監直前ヌード」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw79611今月20日に収監されたホリエモンこと堀江貴文氏が、今日発売の「週刊プレイボーイ」でヌードになっており、インターネット上で話題をとなっている。
今日発売の「週刊プレイボーイ」28号には「6・20ホリエモン収監密着ドキュメント」と題した収監当日の堀江氏の動きに密着したレポートが掲載されている。しかし驚くべきは、堀江氏が「ホリエモン収監直前ヌード」としたグラビアに挑戦しているということだ。
撮影者はリリー・フランキー氏とされ、堀江氏のグラビアが掲載されているページには、
「ホリエモン、ラストグラビア! ポスト熊田曜子クンとして注目されていたグラドル、ホリエモンクンが、お家の事情により、突然、想定外のラストグラビア!!2年半後の復活グラビアに期待!!」
との説明がなされている。
これに対してインターネット上では、「人生楽しんでるわこの人」「凄くワロタwwwwwwwww」「誰が得するんだ」「これは酷い」「全く反省してねーな 」と様々な反応が寄せられている。
下記の写真が本物の写真かどうかは定かではないが、なんだか痛々しい…。
あとで、コンビニで確認してみる。
世間の人は、なんでもかんでも、おもしろがってやっているように見えるが、彼なりの、当局への徹底抗戦の一環だ。
収監される立場を、ニコニコ生放送で中継し、しかもモヒカンで登場。
収監されることや、2年6ヶ月という時間も、たかが900日と腹をくくっている人間にとっては、もう痛くもかゆくもない。
収監されて態度がよく、反省すれば刑期が短くなるということも考えられるが、彼には反省すべき根拠が最初からない。
法律側に問題があることを身を挺して、ここまで抗戦しているからだ。
「買収がいやなら、最初から上場しなければよい」彼の意見は正論だ。
粉飾決算も幾多もの上場企業がうまくきりぬけてきている。
目立ちすぎて、出る杭に対して、日本は過剰なまでに保守的だった。
もしも、あの時、あのままライブドアがフジテレビをTBSを楽天が手中におさめていたら、熾烈なクラウドコンテンツ戦争で、日本のテレビはネットとシームレスになっていたことだろう。
現与党で総務省管轄のルールが大幅に改変されていたら…。
歴史にもしも…という言葉は不要だ。
ホリエモンは牢へ。楽天は野球へ。
好むと好まざるにかかわらず、ホリエモンは、なんでもゼロベースで、常識や慣習にとらわれない自由な経済人だった。ベンチャーは、それでないといけない。
人よりも、奇抜なことを好んでやるのは、自己顕示欲も旺盛だからだ。
しかし、今回のこの写真はいただけない…。
立派さをとおりこして、ここまでやると、たんなる自己陶酔の域にみえてしまう。
どうせやるなら、真剣にダイエットして、美しい裸体で見せてほしかった。
残念だ。
また、山口もえさんの旦那として紹介される尾関茂さんにしても、誰かが意図を持って密告しない限り、風営法の免許の有無など客側からは、わからない。
2000年バブルの頃のITベンチャーの周りが、いまだに執拗に妬まれ続けている気がしてならない。
しかし、1976世代以降の、1986世代のデジタルネイティブ、1996世代のソーシャルネイティブらは、ホリエモンらの挑戦を見て育ってきている。
彼らの親御さんは、「だからベンチャーはダメなんだ…」とステレオタイプにいうが、超就職氷河期の彼らには、ベンチャーでも就職できるだけまし!
ベンチャー企業にさえ、就職できない時代。
そう、彼らこそ、新たなベンチャーを自ら起業しなければ食っていけない世代だ。
悪法もまた、法なり。しかし、日本のベンチャースピリッツをフリーズさせないためにも、国の資格をもった、税理士、弁護士がベンチャー経営者のリスクをもっと軽減しなければ萎縮した事業しか生まれてこない。
ユダヤ人の処世訓、タルムードの一節には、
「“権威を認めるな” 進歩は既成の権威を否定するところから始まる」
という有名な句がある。
また、「その国の法律は守れ!それ以外のことは何をやってもかまわない」とボクも学生時代に教わったことがある。
萎縮しない男、ホリエモンの900日後に期待したい。