『資本主義ハック』
新しい経済のチカラを生き方に取り入れる30の視点
冨田和成 著
野村証券の富裕層向け営業、プライベートバンカー、フィンテックIPO経営者が語る資本主義のハッキング手法
一番重要な事は、『資本』を自分の時間との交換にしないこと。
自分の1時間あたりの労働時間を『時給』に置き換える。この手法は時給以上の価値はどこにもない。
しかし、『資本主義』はこの自分の時間をいくらでも置き換えることができることを教えてくれる。
『資本主義社会』で暮らしているのに、誰も『資本』の使い方を教えてくれないという。実に見事な論理だ。
『資本』の性質と扱い方を学べば、世の中の仕組みがハックができる。
『資本』とは『価値を生み出す仕組み』。働く、稼ぐ、貯めるのではなく、『資本』を増やすことにフォーカスすれば良い。
■商品が自分であるかぎり、売上には限界がある
■時間を売ると、自分への投資時間がなくなる
■時間を売るマーケットは買い手市場で単価が安い
つまり、自分を時給や日給や月給で売っているかぎり、『資本=価値を生み出す仕組み』を得ることができない。
最大の投資効率の高い商品は『自分』だということに誰も気付いていない!