1万円以下でA4レーザープリンターが買える時代だ。
しかも、一分間に25枚のプリントアウトできるマシンが1万円以下だ…。
かつて、OKIのMacintoshレーザープリンタ Microline 801PS に60万円もかかっていたことが信じられない。Apple LaserWriter II NTX-Jなんて、150万円だったぞ!
1万円の本体だが、トナーカートリッジが 6,198円もする。だから、トナーがなくなったら、まるごと本体ごと買い換えたくなるほどだ。
実際に、今もトナーが切れそうになってきたから、新しいプリンターを物色中となる。
インクジェット時代のように、知らずしらず、インクを買い続けるなんてことがない(笑)
それにしても、メーカーも本体とトナーの料金が大差ない価格設定しているところが、カートリッジビジネスの難しいところだ。
ここまで本体とトナーカートリッジの値段が近接してくると、モノを大切にとか、まったく思わなくなってしまう。
トナーが切れている本体はリサイク市場ではまったく価値がない。
発展途上国へ譲渡するなどの方法はないものだろうか?
本体ごと買い替えた場合、法人は別だが個人としては一般廃棄物として処分することとなる。
そして、30cm以上のものは粗大ゴミとして、処分しなければならない。
すると粗大ゴミの料金と立会いが必要となる。
渋谷区の場合は、B券(3000円)を購入し指定の場所へ置けば廃棄が可能だ。
http://sodai.tokyokankyo.or.jp/(S(yfmjp15cw242l5nnkcdh5h2e))/index.aspx
他にも、1万円以下でたくさんプリンターがある。しかし、徐々にプリンターの需要はタブレットやプロジェクターの普及で減ってきている。
会議の資料なども、すべてPDFで送られ、PCやタブレットとにらめっこ、タブレットであれば、書き込みを入れてまた、返信したり、PDFに会議の音声をいれたまま返信するなんてこともできるようになったからだ。
PDFに書き込みながら、資料を共有することもできる時代だ。
MetaMoJi Share Free – 複数人で同時編集できる手書きノート・共有ホワイトボード – MetaMoJi Corporation
エプソンも一万円からのオフィス向けサービス「スマートチャージ」を開始。
リースを組んで、FAXやコピー、プリンタを導入していた時代が懐かしくさえなってきた。
http://www.epson.jp/products/bizprinter/smartcharge/
プリンタビジネスが終わろうとしているのを体感している…。
印刷媒体がパーソナルで可能にという初期のMacintoshのブレイク、DTPという市場の浸透と飽和。
意外に終息するのも早そうだ。