役所がソーシャルサービスに目覚める時『ソーシャル自治体プラットフォーム』

役所が、ソーシャルサービスに目覚める時、税金をかけないで、住民と自治体が協働するという新たな『ソーシャル自治体プラットフォーム』この動きを総務省が一番推進すべきなのだ。分配することによっての富と権力の均衡が、シェアリングエコノミーの自然発達で小さく変わり始めている…。

twitterでサンフランシスコの自治体が、「つぶやき」で市の状況を共有してからいったい何年が経過しただろうか…。

日本でもようやく、自治体へ陳情せずに、管轄内の状況をアプリで通知できる時代になりはじめた。

道路の穴、通報アプリできれいに修繕 相次ぐ導入自治体、犬のフン被害に対応する例も

「迅速な補修工事につながっている」と手応えを感じている導入自治体。利用者の市民からも「行政に声が届く感じが凄い」といった声が出ています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160128-00000009-withnews-sci

イギリスでのソーシャル自治サイト mysociety.org 

mySociety

FixMyStreetでガバメント2.0を始めよう!

FixMyStreetとは
英国のmySocietyが開発したアプリケーションで、道路施設の破損や不法投棄などに気づいた市民が報告し、行政はそれを見て必要に応じた対応を行う仕組みです。ガバメント2.0あるいはオープンガバメントを実現するツールのひとつに位置付けられます。日本でもmySociety 版に触発されたFixMyStreet Japan がWeb版、Android版、iOS版ともに札幌のダッピスタジオによってフルスクラッチで開発され、現在無料で誰でも使えるようになっています。

ただし利用を開始するにあたっては、予め市民と行政の双方でその目的や趣旨を共有しておく必要があります。
http://okfn.jp/tag/mysociety/

FixMyStreet Japan

これはまさに始まりにすぎない。

公務員だけじゃない。いつでも誰でも自分の町を良くできる。FixMyStreet Japan

https://www.fixmystreet.jp/

https://itunes.apple.com/jp/app/FixMyStreetJapan/id544558850

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dappi8.fixmystreetjapan

 「FixMyStreet Japan」(フィックス・マイ・ストリート・ジャパン)というサイト・アプリを運営している、札幌市のIT企業「ダッピスタジオ」。サイトには「公務員だけじゃない。いつでも誰でも自分の町を良くできる。」とのキャッチコピーが掲げられていて、「竹が倒れそうになっている」「防犯灯の電球が切れている」といったレポートが各地のユーザーから2400件以上寄せられています。

 一般ユーザーがレポートを投稿するのは無料。自治体がお金を払って「自治体機能」を導入すると、レポートに対して職員が対応状況をコメントしたり、市民からのレポート投稿時にメール通知を受けたりできるようになります。
 一般ユーザーがレポートを投稿するのは無料。自治体がお金を払って「自治体機能」を導入すると、レポートに対して職員が対応状況をコメントしたり、市民からのレポート投稿時にメール通知を受けたりできるようになります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160128-00000009-withnews-sci

札幌のIT企業 ダッピスタジオ合同会社 によるしくみ

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秀逸なのはアプリをダウンロードして、写真を撮影して通報するだけ。
解決されたかどうかも返答でわかる。地域行政のアクティビティが可視化できるのだ。
これをもとに理由や原因、メンテナンス頻度なども計測できる。

このコミュニケーションが活性化することによって、行政だけに頼るのではなく、住民らで解決できる方法もみえてくると思う。むしろ、もっと人的な問題であれば、行政がなんとかというよりも、住民の中での助け合いで解決できることもあるだろう。子育てや介護など、独居老人、空き家対策、シャッター街、シェアリングエコノミーの機会はたくさんありそうだ。

全国レベルで横展開できるこのしくみ。

すぐにでも総務省はヒアリングし、本当の意味での「自治」のあり方のヴィジョンやソーシャル自治体としてのコンセプトを検証すべきだ。

『ベンチを直す人は出せないが、ペンキならある』、FixMyStreetでわかったこと
FixMyStreetは市民が行政に対して問題点を指摘するツールではありません。「わが街」のために市民と行政が一緒になって考えるテーマやきっかけを提供するツールです。FixMyStreetで問題箇所をレポートし、後は行政にお願いという使い方は正しくありません。FixMyStreetのレポートをもとに市民や行政が話し合い、お互いに協力できるところは協力し、妥協できるところは妥協していくという、話し合いのプロセスこそが最も重要です
http://okfn.jp/2013/02/12/fmsj/

自治体独自のアプローチ

相模原市の道路通報アプリ 「パッ!撮るん。」
https://itunes.apple.com/jp/app/xiang-mo-yuan-shi-dao-lu-tong/id952226437?mt=8
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sagamihara.patrun

道路の穴、アプリで直る?相次ぐ導入自治体、犬フン被害に対応も…

寄せられるのは「車道に穴がある」「段差がある」「ガードレールが壊れている」といった情報です。通報の手順は、
①スマホのカメラ機能で、壊れている箇所の近景・遠景の写真計2枚を撮影
②表示されるグーグルマップで通報場所を指定
③破損状況を選択肢から選ぶ
④Eメールで送信

と簡単です。市路政課の担当者は「大規模な修繕にならなければ、通報を受けてから2~3日で対応できています。以前だと『大きな穴』との通報を受けても実際にどれほどの大きさなのかは個人差があって分かりにくく、どのような対策が必要かすぐに判断できないこともありました。このアプリでは画像と位置情報があるので、迅速な対応につながっています」
http://withnews.jp/article/f0160129001qq000000000000000W02j0901qq000012959A

千葉市の「ちば市民協働レポート」(ちばレポ)

http://chibarepo.force.com/

静岡県浜松市 通報アプリ「いっちゃお!」
LINEにも対応



http://linkz.jp/icchao.html

山口県宇部市が始めたアプリ「ネイティブ宇部」
「公園施設の異常」や「ごみの不法投棄」の情報も収集。

https://play.google.com/store/apps/details?id=info.ubecity.nativeube&hl=ja

大阪府泉佐野市の「まちレポ泉佐野 おせチョ~」

「犬のフン被害」も対象
泉佐野市の担当者は「通報があった場合は職員2人が駆けつけ、現場確認をしてから委託先に清掃してもらっています」


https://izumisano-osechou.com/

練馬区のストレスマップ