ロレックスを語るThe Rolex Wayの動画

はっきり言って、ロレックスって、ものすごく素晴らしい時計ではなかったはずだが、きちんと正しい事をやり続けて、広告もマーケティングも素晴らしくて、素晴らしい時計になってきた企業でありブランド

テクノロジーやデザインだけでなく、そこにロレックスという新たな付加価値を時計に付加したことが彼らのブランドたる所以だ。

時計産業の参入時期だって遅いし、ムーブメントの自社開発も最近。中国でさえ作り始めたトゥールビヨンも持っていない…。

伝統も技術もない企業が、戦略として、選んだのが、イノベーションだ。

オイスターパーペチュアル。

誰もが、懐中時計で、腕時計が珍しい時代。ホコリや振動や汗や水滴を恐れていた時代に、なんと女性ジャーナリストの腕にはめさせて、ドーバー海峡を遠泳で泳ぎ切らせた。
このマーケティング発想こそ、ずばぬけたPRだ。
懐中時計に対する圧倒的なソリューション訴求。なんと、女性がドーバー海峡を初横断。しかも別の職業でスポーツ・アスリートでもない人。参政権さえない男尊女卑の時代にだ。「完全防水」を物語り、普通の女性の大快挙を支援するブランドの華々しいPRだ。

そこからロレックスのイノベーションによる歴史が切り開いた。

水が浸水しにくいオイスター(牡蠣の殻)構造で、メンテもできて、修理して、注油さえすれば永久に動く、小さな永久機関。それがロレックスだ。
誰の模倣もしない。先達たちを研究し続ける
伝統がなかったから、過去に引きづられることなくミルガウスやエクスプローラーというマイノリティーでありながら、プロフェッショナルな人たちを支援する時計を造る。ある時は、タキメーター搭載のデイトナであったり…。

しかしだ…何よりもすごい世界的な社会現象が現在起きている。

世界のどこでも、適切な価格で換金できる時計。それがロレックス。純金と同様の価値を持っている。そして純金には、時間を知る機能はない。

純金で200万円相当は、1gあたり5,000円としても、400gだ。しかしロレックスの金無垢のデイトナならば、40%の160gで十分だ。しかも腕にはめて移動でき、税関での申告も不要だ(一個だけならば)。

そんなブランド神話がなぜ、作られたのか?続きは動画で…。