「積んどく」ができない電子書籍の弱み

Toshiaki Kanda 2013年02月06日 水曜日
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「積んどく」ができない電子書籍の弱み

電子書籍になって、良い事は山ほど増えた。

もう、書棚にある重たいハードカーバーの本をカバンの中にいれて、出かけようなんて考えることは皆無となった。

しかし、書店で電子書籍は、買えず(販売しているところは稀だ)、紙の印刷本(アコースティック)書籍を購入してきてしまう。

書店での良書との出会いは、新刊本では問題ないが、少し古いと、一生出会えなくなってしまう。

だから、ついつい購入してしまう。

特に、神保町あたりでは、どっさりといろんなのものを仕入れてしまう傾向にある。

それは、紙の印刷物が、読まなくても、積んだままの、「積ん読(ど)く」が可能だからだ。

読んでいない本の山は、知識の余白というスペースかもしれない。まだこれだけ読む時間があると自己主張してくれている。

 

そして、電子書籍マーケットでは、希少価値というコトバは存在せず、潤沢価値なので、売り切れるということがない。だから、今、購入する必要がないのである。

たとえ、購入したとしても、現在の電子書籍での持っている書籍の閲覧性がどれも非常にプアである。この電子書籍で1000冊も購入したら大変なことになるのがわかる。どれだけタップしなければならないか。または、非常にうちずらいキーで検索するしかない。まったくもってトホホな状態である。

 

その点、楽天はキャンペーンなどで50%オフで電子書籍なのに、「積んどく」と同じ環境を生み出させているのが上手い!

出版社も著者も売れないで100%よりも、50%にダンピングされても、売れたほうがいいにきまっているからだ。

電子書籍の未来は、どれだけ積んどくさせるかにかかっているとも言える。

積んどくは、売上を伸ばし、電子書籍の価格を下げる一つの分水嶺となることだろう。

 





 

 

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