「絶対に安全です」は、どのくらい安全なのかをステイタスと数値で示すべき


 

テレビで見ていて、「絶対に安全です」「大丈夫なんです」と強調されればされるほど、気になる放射線。

なぜなんだろうか?

すべて、数時間前の情報ということと、刻々と悪化する原子力発電所の模様をみているとついつい、そう考えてもおかしくない。

実際に、ミリシーベルトをわざわざ、マイクロシーベルト(1000で1ミリシーベルト)やナノシーベルト(100万で1ミリシーベルト)で数字を大きくして報道しておきながら、大丈夫ですといっても説得力なくない?

原子力船が立ち寄る横須賀港に、モニタリングポストがある。

ここは文科省管轄で原子力船からの影響をしらべるために設置されているという

http://www.kankyo-hoshano.go.jp/real-data/servlet/area_in?areacode=1

※現在、非常につながりにくいです

 

テレビでは、数時間、いや数十時間も前のデータをもとに、「絶対に大丈夫です」と連呼しているが、ここは毎10分おきに計測しているから、限りなく今の状況が把握できる。

 

そこが今朝から、異常値を示しているそうだ。

http://kichiarutv.blogspot.com/2011/03/blog-post_15.html

http://channelp.exblog.jp/14432976/

 

横須賀港で放射線数値が異常

原子力艦モニタリングセンター(横須賀)が10分おきに観測し公開している数値です。この機関は文部科学省管轄の機関のはず。

原子力潜水艦の配備に合わせて横須賀港に置かれた施設です。港にはこれだけのモニタリングポスト(計測器)が設置されています。こちらのページの各港をクリックで見られますが、つながりにくくなっています。http://www.kankyo-hoshano.go.jp/real-data/servlet/area_in?areacode=1関東の方も、外出は控えて、ヨウ素をとってください。ヨウ素についてはこちらhttp://channelp.exblog.jp/14416184/

 

…とここまでは引用。

「異常値」とは、横須賀で何かの変化があったことを確実に物語っている。

しかし、注意しないといけないのが、「異常値」という言葉。平常時と比較して異常という意味だ。たしかにグラフを見ると凄まじい右肩上がりだが、どこまで行くと、危険といわれている400ミリシーベルトなのかはここからはわからない。

モニタリングポストの異常値だけではなく、危険な領域までが、可視化されているサービスが今は求められる。

現在 9:46の横須賀港東逸見局では、このように下がり始めた。

 

 

 

危険な状態まであとどのくらいあって、どのくらい安全なのかの現在の「ステイタス(現状)」を数値で示す努力が必要だ。

マスコミ諸氏には、専門家の解説の「大丈夫」をそのまま「大丈夫」で伝達するだけではなく、可能なかぎり、数値で示し、現在のステイタスがここにあるから、何時間前までは大丈夫だったと、感覚ではなく数値で大丈夫を示してほしい。

 

 

 




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