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震災義援金と同様になりそうな定額給付金







第二次補正予算がとおり、関連法案へと…。

「スピードが大事!」と昨年、発表していた麻生首相。
現状では、参議院で拒否され、3月14日以降の衆議院で、ある意味強行採決がおこなわれる予定だろう。

しかし、関連法案前に支給するというこんな裏ワザも報道されはじめた

財源の財政投融資特別会計の「埋蔵金」を取り崩すための2次補正関連法案の成立前に支給する案

それだったら、昨年に強行でやっておけば?と思うばかりだ。
そもそも、この定額給付金は、現在、経済対策の施策となっているが、いろんな思惑が有りすぎるので、おかしな状況となっていると思う。

しかも、配布方法が郵便でハガキを出して、本人が自治体に出向き、確認をとってから、銀行振込なんていう、日本郵便に利益を供与し、銀行に手数料を払ってから給付金が届くという方法だ。
銀行に入金されても、あまりありがたみを感じることはない。そのまま貯金されていて、感謝もされない。

最初から、1年間の期間限定の日本国内商品券、クーポンやポイントカードを配布するとか、一年以内に購入した商品の領収証を持ってきた人が現金と交換というようなことをしない限りに、社会経済に直接的なインパクトは与えられない。

ふと、震災義援金のことを思い出した。あの時と同じことになりそうだ…。

そう、阪神大震災の時だ。全国から多くの義援金が集められ、被災者に配られるという。
その時も配布方法や確認方法などが話題となった。

震災直後、1万円でも手元にすぐにあればとても感謝して使えたと思う。
しかし、ボクの手元に届いた義援金は、なんと半年後であった。

1月17日、 阪神大震災と9.11の教訓

実際に義援金を手にしたのは、半年もあとになってのことだ。その頃には、10数万円の義援金など、ありがたくもなんともない。失った損害は数百万規模なのだから。

その義援金を震災直後に手渡しできていたら、当座の小口現金の財布代わりに使えただろう。。食事などは、炊き出しなどで利用できるが、ちょっとした現金が心のささえになる時期はあった。

テレビやメディアであれだけ告知された義援金も、すぐに被災者にわたらなければ、義援金の意味がまったくなかったのだ。

震災直後、現金で財布に1万円の余裕があれば、銀行やATMがなくても少しでも安心できた。

半年後、家屋の補修や引っ越し代金などで出費の額面が大きくなった時に、銀行口座に振り込まれたのが10万円であった。

義援金は10倍になったが、ありがたみは違っていた。
あまりにも半年後では、出費に対する効果が薄かったからだ。

今回の定額給付金、春になってようやく振り込まれる頃には、1万2000円の10倍くらいでないと、経済的に影響がでなくなってしまう。

そもそも、平日の役所の空いている時間帯に本人が出頭する時点で、1万2000円の価値は半額に目減りしているのではないだろうか?

与党の人気取りの戦略が裏目に出た。

やはり1人、10万2000円の使用期間限定の定額給付金にすべきだと思う。

2兆円が20兆円になるが、追加経済対策費の26兆9000億円を賢く使えばいいだけの話だ。

本年度予算が決まるまでとか、解散が遅くなればなるほど、自民党の首は閉まり続けるばかりだ。

野党の民主党も、オバマ手法に見習い、政権を取った後の社会像をもっと明確にヴィジョンを占めすべきだろう。

現在は、Whitehouse.govに引っ越しして、なくなってしまったが、change.gov のような政権を取った後の具体的な目標とスケジュールが明確になったサイトを立ち上げるべきだろう。

民主党には政権を取った後の話がまったくない。政権を取るための戦術ばかりである。目標ばかりで、実際にどのようなアクションをどのタイミングで取っていくつもりなのかの戦略が見えない(与党である自民党はさらにひどいのだが…)。

現在のどこを読んでいいのかがわからない、ごちゃごちゃしたサイトでもなく、選挙用のマニフェストでもなく、どんな国家を作りたいのかをわかりやすく示す別サイトを作っておくべきだろう。

有権者は、選挙ではなく、民主党が与党になると、一体どんな国になるのか?が一番、見たいのである。

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