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ポール・マッカートニーがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!な気分なのだが、ビートルズ曲が増えてきているのと、長い間の禁じ手であった、ジョンのパート部分も歌いだしたことが気になっている。
わかりやすいのは、Please Please Me だ。
ビートルズの初期のナンバーであり、ツインボーカル3度のハモリの入れ替わりなどが楽しめる曲だ。
原曲はポールが3度上なのだが、現在はポールが主旋律のジョンのところを歌う。決して、ポールが以前のキーが苦しいワケではないのに下のパートを歌う理由がよくわからない。
ポールの声のハリが主旋律だと活きてこないように感じる。
また、
Eight Days Week も同様でしかりである。
ファンサービスに徹する音楽職人としては、なぜ、ジョンのパートにここまで、こだわるのだろうか? サビはもっと上に行けるはず。
そして、もっと深い謎は、世界で一番、ジョン・レノンの声真似のうまいポールがジョンの声には決して似せてこないところ。
まるで、ポール・マッカートニーとしてビートルズの曲をリメイクしているようにさえ思えてきた。
圧巻は、
Being for the Benefit of Mr. Kite だ。
もちろん、ジョンの曲だけれども、難しいベースフレーズを弾きながら演奏している。歌よりも、ベースプレイを楽しんでいるのかな?
どうやら、ビートルズ時代にはできなかったことにポールは、チャレンジしているようにさえ思える。
世界各国をツアーで回っているからこそ、ビートルズでの楽曲は、その国のジョン・レノン大好きなアーティストにジョンのパートを歌ってもらい、かつてのビートルサウンドを再現するのはどうだろうか?そんなちゃらけた事はやりたくないのかもしれないが…。やはり、ジョンの曲はポールでも物足りない。
今のメンバーは、ようやく安定した良いメンバーだけれども、ジョンのコーラスパートがやはり弱いのも気になる。
そしてポールがジョン・パートをやるとポールパートが今のメンバーでは、全くダメだ。そこに、本物がいるのだから、本物のポールの仕事をしてもらうべきだ。
そのためには、ジョン好きでポールと一緒にデュエットしたいアーティストコーナーを各国で実現してほしい。
今回の、全38曲中、ビートルズ・ナンバーは26曲というツアーだからこそ。変化があってもいいと思う。
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