「やめましょう、歩きスマホ。」のメッセージにロナウドの歩きスマホ サムスンG11

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「やめましょう、歩きスマホ。」のメッセージにロナウドの歩きスマホ

サムソンのギャラクシーのクリスティアーノ・ロナウドのSFなCM。まるでトム・クルーズの最新作といってもいいような感じ。

右下には、「やめましょう、歩きスマホ。」のロゴが表示されている。

しかし、最後のシーンで、ロナウドが、明らかに、「歩きスマホ」しながら、ボールをヒールキックで返すシーンで終わる。

なんとも、メッセージと相反しているんだけども、考えてみれば、このCMはワールドワイドで展開しているもので、日本独自のものではないことは、日本で発売していないブルータイプの携帯が紹介されているところからもよくわかる。

 

 

「ブルーは日本未発売です」が表示される。

そして、ロナウドの歩きスマホで締められるコマーシャル。日本独自のコマーシャルであれば、絶対にありえないシチュエーションだが、海外では「歩きスマホ」というマナーメッセージすら意味がないのかもしれない。香港などでは、電車の中でも延々と携帯でしゃべりっぱなし…が日常だ。

むしろ、「喋りスマホ」が標準だから、マナーよく、黙読している「歩きスマホ」が成立しないのかもしれない。
一方、東南アジアの国々では、コンビニの前で延々と「座りスマホ」の日本の地方でみかけるヤンキースマホ系が多いようだ。さらに、125ccバイクの、「後部座席スマホ」に「信号待ちスマホ」というような新たなスマホ活用。


歩きスマホ以上に、125ccのバイクの4人乗りなどもベトナムでは普通の光景になっているから、マナーに関する意識はかなり違うはず。

ワールドワイドで展開されているサムスンのキャンペーンのフル版。4分16秒の大作。こちらには、マナーに関するメッセージは一切登場しない。

おそらく、このCMも世界各国によって、「やめましょう、○○スマホ。」のメッセージが違うのかもしれない。むしろ、日本だけが、携帯のマナーにうるさい国なのかもしれない。いや、それが日本の美徳だったのだ。かつては…。

日本も、マナーの事など、言わずもがなな事を言わないと通じない国へと進化、いや退化している今日だ。

国会議員のセクハラヤジも、その一環といってもいい。人がしゃべっている時には、聞いてから発言しましょうという「道徳」の時間がなくなってしまったようだ。

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