ザ・ビートルズ、モノラル版とステレオ版の違いがよくわかるYouTube

ザ・ビートルズが録音していた頃の大多数は、トランジスタ・ラジオで聞く無料リスナーがメインターゲット。
そして、モノラルのレコードプレーヤーで聞く有料購読リスナー。

ステレオシステムは、まだまだ最新技術で、本当に普及するのかどうか?
また、どうやって表現するのかさえ確立されていなかった。
当時としては、3Dテレビとか4Kテレビ的扱いで、いわば音楽ファンからいわせるとゲテモノ的新技術なわけですね(笑)

レコーディングエンジニア達は、メインストリームのモノラル版に対しては今まで通りの経験値で作り、
ステレオ版では、試験的な取り組みをおこなっていた。
とりあえず左(楽器)右(ボーカル)にだけ、トラックを振り分けてみたという安易な発想で作っていたようにも思う(笑)
※ジョージ・マーティンが、ステレオ版をモノラルで聞けるようにという発想。

特に、ザ・ビートルズのアルバムは、録音技術の試験的な営みが多くなされていた。
本格的にステレオを意識したのは、4トラックが使えるようになったサージェント・ペパーズあたりからだろう。

ビートルズのキャリアの中で、アルバムでは『ザ・ビートルズ』に至るまでステレオとモノラルの併売が続いた。特に初期のアルバムは、モノラル盤制作に主眼が置かれていた。ビートルズ研究家のマーク・ルウィソーンによると、グループ、プロデューサーのジョージ・マーティン、アビー・ロードのエンジニアは多くの時間とその注意をモノラルのミックス・ダウンに用い、バンドはセッションやエンジニアが参加する活動に顔を出していた。彼らの傑作とされる『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のLPにおいても、ステレオ・ミックスダウンよりモノラル・ミックスダウンが大事にされていた。
最初に出た『ラバー・ソウル』のステレオ盤はビートルズの初期のアルバムに似て、主にヴォーカルは右チャンネルに、楽器は左チャンネルに入っている。その作り方は、以前のアルバムとは同じではない。セカンド・アルバムの『ウィズ・ザ・ビートルズ』までは2トラックのテープに録音されていて、モノラル・レコードのみを作るつもりであった。従って、彼らはヴォーカルと楽器を別々に分けて、2つのパーツを後にミックスして適切な形にすることが出来るようにしていた。しかし本作の頃には、ビートルズは4トラック・テープで録音していて、『ビートルズ・フォー・セール』、『4人はアイドル』で実際行われていたようにヴォーカルを中央に置き、楽器を左右に振り分ける形でステレオ・マスターを作れるようになっていた。だがマーティンは、ステレオ・アルバムをモノラル・プレーヤーにかけた時に良い音が出るような方法を模索していた。彼は実験し、4トラックのマスターをヴォーカルを右に、楽器を左に、中央には何も置かない状態でステレオにミックス・ダウンした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB

こんなにも音が違うのか!モノラルとステレオ?

こんなにも違うのか!というくらい、使っているテイクなども違う…。

http://beatlesdata.info/alternate.html

ザ・ビートルズ レコーディング年表 ※リンゴの叩いていないラブミードゥーとか(泣)
http://beatlesdata.info/chronological/

ビートルズのモノラル音源を聞くならUSB。しかし…取り扱いがめんどくさそう…。
FLAC 24bit は CD 16bit よりも鮮明で高音質
Free Lossless Audio Codec

2009年に限定販売されたUSBアルバム 

・FLACフォルダ 24bit/44.1kHzデータが各アルバムごと16フォルダに
・MP3フォルダ 320kbps MP3データ ”
・Dataフォルダ flashファイルとして動画 13本

しかし、最高音質でiTunes経由で、聞くにはすこしやっかい!
USBだからCDと比較するとリッピングが簡単かと思ったらとんでもなかった!

FLACのままではなく、iTunesに入れるならaiffかwaveフォーマットにフリーソフトなどで変換してからアップルロスレス圧縮へ。
24bitの情報量を維持したままギャップレス再生可能。
ビットレートはaiffでも2000kbps超え
アップルロスレスでも1500kbpsくらい。
D/Aコンバーターが必要とのこと

CDを取り込むならX Lossless Decoderが高音質ですね

X Lossless DecoderですがフリーアプリでWebで配布されて
いますね ダウンロードはこちらから
X Lossless Decoder
https://code.google.com/p/xld/downloads/detail?name=xld-20130127.dmg&can=2&q=

http://koozyp.blog118.fc2.com/blog-entry-1898.html

CD版 ※amazonで海賊版がでまわっているので注意!

リッピングされた後の音源を狙うのが、パッケージ・コレクター以外の賢い買い方。

モノラル版のCD音源ならば、1万円強からあった

ヤフオク! ビートルズモノ・ボックスで検索!

ヤフオク!ビートルズ モノUSBで検索!

プロデューサー ジョージ・マーティンがめざしていた音を考えると、ビートルズは、モノラルで聞く方が、正統派ともいえます。