M・ナイト・シャマラン監督の作品には、名作「シックスセンス」以降は、残念ながら毎回ズッコケさせられっぱなしである(笑)。
おそらく、今回もズッコケることは、ほぼ確実なのだが、独特の雰囲気とあのカメラ割りの見事さにはいつも圧倒される。今回の新作「ハプンング」も、予告編からその才能はいかんなく発揮されている。
予告編を見る限り、今回こそは、ズッコケない映画になりそうな気がする。「アイ・アム・レジェンド」や「クローバーフィールド」的なオチでいいので、期待したいものだ。
「シックス・センス」以降、残念なのはどの映画もラストシーンである。
そこは、もうビジネス的なプロデューサーの判断で、一般公開用は一般受けのするラストで、シャマランのエンディングは、BDディスクもしくはDVDでという、チョイスも考えておいたほうがいいだろう。
そうでないと、もう二度とシャマランの映画が見られなような気になってしまう。
彼の途中までの演出はもう、まさに映画という芸術だからだ。
今回は、シックスセンス以降、はじめて製作総指揮、ロニー・スクリューワーラー氏なる人がプロデューサーとしてクレジットされ、期待をしたい。
うー、調べると、なんと過去に一作品「その名にちなんで(2006)」しかプロデュースしていません!。なんと、孫正義さんの実弟孫泰蔵氏もこの映画ではプロデューサーに名前が…。こんなところで泰蔵さんがんばっていますね。ダブル国籍系映画だから参加したのかな…。
そんな思惑を考えると、今回のプロデューサーとしての権限は、シャマラン氏の暴走をストップできるような権限はないと考えざるをえない。
せめて、シャマラン監督に、彼が納得できる「オチ」だけでも提供してほしいものだ。
偉大なる才能のムダ使いはもったいなさすぎる。
すでに米国では6月13日より公開されている。
ヤフー!映画では「ハプニング」はハプニングな採点が…(ネタバレ注意です)
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id329767/
7月25日(金)の前夜解禁には絶対に行きますが…
公開日の7月26日にブログに何かが起きるそうです!
ブログパーツで、「言葉の錯乱」で文字化けさせているとしたら、大迷惑なブログパーツだなあ…。
映画系のブログパーツって、読者の気持ちを本当は何にも理解していないようです。