ニューヨーク・タイムズがとっても先進的でソーシャルな「新聞」である理由
【1】ソーシャル対応である
facebookのアカウントでマイページが作れる。
好みの記者をフォローしたり、作られたマイページをフォローできる。
NYtimesの記者と個人的につながっている感覚になる。
マイページでは好みの記事をブックマークできる。
フォローしたRSSからも記事が読める。
ちなみにボクのアカウントは、
http://timespeople.nytimes.com/view/user/54730529/activities.html
【2】外国人や英語がネイティブでない人にやさしい
わからない単語をマウスで選択すると「?」が登場し、それをクリックすると英英辞書がポップアップ。発音までがわかる。これによって、自然に英語を読む練習になる。
Googleページ翻訳に対応されていないので、英語の世界で頑張る必要がある(笑)
【3】自分のfacebookの友達が読んでいる記事が表示される
Latest in my network
知人が読んでいる記事が可視化されるのは新たな体験だ。
友達経由で記事を読むのは、フォローするのとまた、別の感覚だ。
【4】SINGLE PAGE の採用。
ニュースサイトにありがちな次へ次へのPVを増やすための無駄なクリックをSINGLE PAGEにすると、次のページに遷移せずに一気に長文が読める。
ネット時代の文章は、紙の時代のメタファーでページをわけるべきではないとボクは考えている。
【5】記事が簡単に共有できる
これは日本の新聞でもよくあることです。問題は次!
【6】1981年以降のすべての記事が検索できる!
これぞジャーナリズムの正しい姿!
せっかくの記事を共有できたとしても1年で記事が削除されている日本の新聞の記事を共有する意味はどこにあるのだろうか?
ちなみに記事検索のAPIはこちら
http://developer.nytimes.com/docs/article_search_api/
【7】無料で読める!
コンテンツの有料化というのは困難な企てだ。証拠といえば、有料化を企てたほとんどすべてのサイトが失敗していることでも明らかだ。ペイウォール(有料化という壁)を建てると必ず大きな反発を受ける。しかもコンテンツに無料でアクセスできることに慣れた情報活用能力の高い読者ほどその反発が強い。ニューヨーク・タイムズは、こうした影響力の高いユーザーはTwitterとFacebookに強く依存しているものと推定し、こうしたユーザーからの反発をできる限り和らげる作戦に出たようだ。
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