【追記 2012/06/22 14時17分】
2012 ソニーが最大500億円出資へ-オリンパス筆頭株主に
というニュースが飛び込んできました。
どこへ、売られて…いや、失礼でどこの支配権に落ち着くのか、
気になるところ。
パナソニックがオリンパスの第三者割当増資を引き受け、筆頭株主となる。出資額について両社は300億~500億円を軸に詰めている。
パナソニックは現在、医療システムや治療機器を手掛けている。オリンパスが世界シェアの約7割を持つ消化器内視鏡向けにイメージセンサーや高画質モニターを提供し、成長が見込める医療分野を中核事業に育てたい考えだ。両社のデジタルカメラ事業で手を組む可能性もある。
オリンパスは事件を受けて昨年12月に過去の決算を訂正。健全性を示す連結自己資本比率が今年3月末時点で4・6%まで落ち込んだ。
内部には自力再建を模索する動きもあったが、2500人超の人員削減や工場の統廃合にはリストラ資金が必要で、パナソニックからの資本受け入れに傾いた。支援先としてはソニーやテルモ、富士フイルムホールディングスも名乗りを上げていた。
このニュースには驚いたけれども、とても未来がありそうだ!
カメラ業界的には、
ミノルタ&ソニー、ペンタックス&リコー 、オリンパス&パナソニック となんだか銀行系列みたいになってきたぞ!
パナソニックにとっては、医療分野という業態が新展開することに!
そのうち東証の業界枠が、まったく企業の業態とあわなくなってくる時代を迎えそうだ。
しかし、シナジーも一杯あるだろう。
一番考えられる点は、粉飾決算が問題視されたオリンパスに対して、パナソニックの豊富な経営役員候補が投入されることだ。役員の枠は確実に増えるだろう。
松下イズムの経営手法は、今のオリンパスに一番必要とされる透明性を担保できると思う。
同時に役員ポストを提供し増やすこともリストラだけに終わらず、生き残った社員の雇用に関するパナソニックの課題だ。
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