スポンサーリンク
2013/09/19 WBS
アメリカでは野生のイノシシの数が爆発的に増え、農作物などのイノシシ被害は年間1,500億円に上ります。テキサス州では害獣駆除の対策としてイノシシの全面的な狩りを解禁。ヘリコプターを利用しての狩りは1時間約8万5,000円と高額ですが、ヘリベーコン社など空専門のハンティング・サービスが害獣のイノシシ駆除で今、急成長しています。ある狩りの1日に密着しました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/globalwatch/post_50277
このリポート、なんだかもうすごすぎる。
テキサス州には動物保護団体なんてないのだろうか?
むしろ、イノシシ被害がそれだけ甚大なのかも。
それにしても、圧倒的なヘリコプターのチカラを使って逃げ惑うイノシシを射殺。死んだイノシシもそのまま放置で、自然界の摂理にまかせたまま。
害獣駆除という名のもとに、素人の客にレジャーとして提供する。
ヘリベーコン社 ジョン・デュモント社長 は「世界中のどこにこんな狩りがある?これはイノシシを駆除する狩りなんだ」と語っていた。
答えになっていないが、何かがまちがっていると思う。
まるで、テレビゲームのように命が落とされる。
人間には、狩猟本能があると同時に、 相手を思いやれる本能を併せ持つ。
害獣だからどう殺してもいいという発想につながるのは決していい方向ではない。
プロのハンター業者が一網打尽はありだが、素人客相手に、レジャーで行うのはとても賛同できない。逃げ惑うイノシシをヘリコプターで…まるで命がゲーム化されている。
素人は、撃ち方が悪く、即死にいたらない軽傷だけで、イノシシを苦しめながら殺す場合だってありうる。
おそらく、「猿の惑星」だったら、人間がこの追われる側の立場だろう。
音楽が綺麗だと、殺戮がさらに強調される。
この映像を見ていると、ヤコペッティの大残酷のようにも見えてきた。
ヤコペッティの作品
音楽が70年代だと、まるでベトナム戦争のようにも見える
スポンサーリンク