スポンサーリンク
スポンサーリンク
http://www.ustream.tv/recorded/45414793
http://recommend.yahoo.co.jp/ymobile/
インターネットキャリアとは、通信プロバイダーのヤフーBBもあわせて、ネットの通信キャリア(←もうすぐ死語)と、通信プロバイダー(←もうすぐ死語)を垂直統合したもの。
ヤフーが、ネットのサービスから、通信料金、そして携帯販売店までを持つこととなるのが狙い。日本全国1000店舗のウィルコム、イーモバイルの店舗(合計3,000店舗)で、ヤフオク商品を出品したり落札したりなんてことも可能となるだろう。
もちろん、ヤフーショッピング出店の契約、コンサルティング、実店舗という様相もでてくるだろう。
すると、繁忙期だけに集中する携帯電話ショップにおいて、恒常的なプロモーションや販売シナジーが可能となる。
携帯ショップで、旅行から保険からオークションも可能という意味あいもでてくる。
iPhone以外の端末をAndroidからMicrosoftも含めて多彩な端末も販売できるし、回線はソフトバンクのMVNO的な役割を担う。
ソフトバンクグループ会社でありながらも、イー・アクセスとウィルコムはヤフーの99.68%出資の別会社(ただし、議決権は33.29%とギリギリなところもミソ 3/1の33.33%ないと拒否権がない)という微妙なソフトバンク管理下もみすごせない(もちろん、ヤフージャパンはソフトバンクの42.2%出資会社)
。
2014年6月1日、イー・アクセスとウィルコムが合併。
ヤフーが翌日の6月2日に、3240億円で、合併後のイー・アクセスを親会社のソフトバンクから買収。
同時にヤフーは、 ワイモバイルを設立し、イー・アクセスに1700億円を融資することにより、イー・アクセスはソフトバンクからの融資額1300億円を返済する。
ソフトバンクは、現在の議決権とグループシナジーを維持しながら、3,240億円と1,300億円、合計4,540億円のキャッシュを産むことができる。
ソフトバンクは米4位のTモバイルUS買収も視野にいれ、買収額は2兆円近い。
2013年9末の有利子負債8兆8400億円から12兆円に膨らむ可能性があるので、4,540億円のキャッシュは、ソフトバンクにとってそれほど意味のある数字ではない。
しかし、ヤフーが通信キャリアを統合することによって、いわば、ヤフー版のリアル店舗との、オムニチャネルという側面が見えてくることは、ソフトバンク回線の国内費用負担というシナジーとともに武器になりそうだ。
スポンサーリンク
スポンサーリンク