【寄稿】ポリタス 選挙ポスター掲示板をデジタルサイネージにすれば年間610億円の新・歳入基盤

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政治家の入り口を変えなければ政治は変わらない —選挙ポスター掲示板のデジタル化から変わること

http://politas.jp/articles/91

 

ポリタスに投稿させていただきました。

【執筆メモ】
東京都民は1300万人だが、実質の有権者数は1070万人。投票率は62%(前回都知事選)とすれば、663万4000人が投票所へ向かう。

投票所は2000カ所。ポスター掲示は1万5000カ所

投票所1カ所あたりに、3317人集まり、1カ所あたりに150万円の選挙費用がかけられている計算だ。有権者の1票ごとに452円のコストが発生している。午前7時から午後8時までの13時間のコストで考えると、1時間あたり50万円だ。

1カ所で約5分程度のポスター貼り作業が必要となる。一陣営あたり、すべて貼るとすると、7万5000分、つまり1250時間必要だ。

一陣営あたり、時給1000円だったとしたら、125万円。そしてもちろん移動が伴うので、その3倍、375万円分のコストが発生している。

それが、10候補分とするだけで、掲示版にはるだけで、3750万円の人力とコストが投入されている計算

選挙デジタルサイネージで、年間610億円の新・歳入

5カ年計画でデジタルサイネージ化すれば、年間3,000カ所、5年で全1万5,000カ所のサイネージ掲示板が登場

400万円相当のサイネージも、3,000台であれば、1台あたり200万円まで下げられ、毎年6,000万円で実現可能となる。もちろん、防災予算と組めば、さらに半額で済むだろう。すると毎年実質的に3,000万円の負担で可能となる。サイネージパネルの国産メーカーも工場を安定稼働させられる。

もちろん東京都下で1万5,000カ所の今まで広告を掲示できなかった場所での広告費用を考えれば、3000万円なんて広告費はすぐに捻出できるだけではなく、新たな都の歳入基盤となるはずだ。

電通発表の日本の屋外広告費は2013年発表で3095億円だ。http://www.dentsu.co.jp/news/release/2013/pdf/2013016–0221.pdf

その20%の価値と見積もっても610億円の新・歳入基盤の可能性が見える。

くわしくはこちらへ。
http://politas.jp/articles/91