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彼女は自分の持てる最大級の表情でアピールしてきた。
唇、眼、手招きを駆使して、カラダを弓なりにイナバウアーしながら…。
もう、ボクは衣服を取り払って、彼女の唇にダイブしたいキモチを抑えるのが必死だった。
ひとつぶ、ひと粒、一粒、ボクの唇の中で甘くとろけるほろ苦いモノを咥えるうちに、彼女の表情は悶絶していった。
「チョコちょうだい。」ついに彼女はその言葉をのこして逝ってしまった。
明治ミルクチョコレート。
Panasonic LUMIX DMC-G3
LUMIX f1.7 20mm f1.7 1/80
飛行機で前の子供が「チョコ頂戴」と必死の形相でサインを送ってきていた(笑)
普通にあげようと思ったけど、お母さんの許可がいると思ったので、お母さんに勇気をふりしぼって、声をかけてみた…。
突然のボクのオファーにお母さんもびっくり。
お母さん曰く、「いまおやつの時間でないので、ありがとうございます。結構です」と丁寧に断られた。
子供の何度もの熱い視線の中でチョコを食べる…。
うーん、意地悪な気がして仕方がない。
勝手に子供の口に放り込むワケにもいかないけれども…。
飛行機の中の子供ほど、大変なものはない。
子供のいないアタルト席とかなぜないんだろう?
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