またもや、東証の 取引時間の拡大を見送りをした。
もう、これで3度目となった。
夜間市場(午後9~11時)か夕方市場(午後3時半~5時)の開設が課題だったが、むしろ、それよりも国際的に異常な前場(9:00~11:30)と後場(12:30~15:00)にわけるのをやめてぶっ通してやるべきだろう。
昼寝してんじゃねーよ(笑)
海外からの投資家にとって、たかだか1時間なのに、それにあわせて「スタート(寄り付き)」が2回あり、「クローズ(ぜん引けと大引け)」も2回もある。投資方法としていは寄り付きと引けが1日2回あるのはいいが、海外からの投資だと深夜に昼休みなんてつくられたら、面倒くさい限りだ。
海外投資家の機会損失となっている昼休みの1時間をやめるだけで、サラリーマンや主婦がソーシャルゲームだけではなく、株式投資にも興味が持てると思うのだが…。
1時間延長プランで4度目の提案をおこなってほしい。
東京証券取引所は25日、検討していた現物株の取引時間の拡大を見送ると発表した。夜間取引を中心に可能性を探ってきたものの大半の証券会社から同意を得られなかった。東証はこのまま取引時間を拡大しても多様な参加者が見込めないとの認識を示すが、東京市場の国際競争力の低下を懸念する声もある。
「できる限りの努力をしたが、機が熟していないと判断せざるを得なかった」。東証を傘下に持つ日本取引所グループの斉藤惇グループ最高経営責任者(CEO)は、25日の定例会見で悔しさをにじませた。
東証が取引時間の拡大を試みるのは2000年、10年に続き3度目になる。年明けから検討を本格化した今回は夜間市場(午後9~11時)か夕方市場(午後3時半~5時)の開設と、通常の取引時間を1~2時間延ばす3案が軸だった。
東証はまず夜間取引を検討したところ、個人投資家の売買の大半を占めるインターネット証券から前向きな感触を得た。その一方で店頭で注文を受ける対面型証券からは「深夜業務などの負担を懸念し、かなり強い反対があった」(東証の清田瞭社長)。大手証券も全般に消極的で、国内外の機関投資家も積極参加する姿勢に乏しかった。
一方で金融庁は「公正な価格形成が担保されるかが重要」として関係者の幅広い合意を得ることを求めた。東証は周囲の反対が根強いまま強行しても十分な成果が見込めないと判断し、決断の先送りを決めた。