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世界の出版業界大手「Big6」がなんだか日本の大手家電量販店のようになってきている。
ランダムハウス、ハーパーコリンズ、マクミラン、サイモンアンドシュースター、ピアソン(ペンギン・ブックス)、アシェットブックグループ
このBIG6 が、BIG 5へと変わる。
合併会社の株式は豪ベルテルスマン(米ランダムハウス)が53%、英ピアソン(英ペンギンブックス)が47%保有
ランダムハウスとペンギン・ブックスは「ビッグ6」と呼ばれる欧米大手出版社の一角を占め、11年の売上高はそれぞれ17億ユーロ(約1700億円)と10億ポンド(約1300億円)。ビッグ6中での初の再編となり、売上高で他社を大きく上回る最大手になる。
調査会社ニールセンによると、11年の英米市場では、紙の書籍販売部数が前年比9%減少した。インターネット小売り最大手のアマゾン・ドット・コムでは、書籍の販売部数は既に電子が紙を上回る。
英紙サンデー・タイムズなど欧米メディアによると、米出版大手のハーパーコリンズを抱える米メディア大手ニューズ・コーポレーションもペンギン・ブックスの現金での買収に意欲を示していた。今後、ピアソンの取締役会に、より魅力的な金額を提案し、対抗的な買収に乗り出す可能性もある。出版業界の再編が加速し始めている。
ドイツ ベルテルスマン傘下 ランダムハウス
英国 ピアソン傘下 ペンギン
ペンギンがピアソン全体の売上高に占める割合は18%
ペンギンの売上高に占める「紙の本」比率は83%
豪ニューズコープ がペンギンの16億ドルでの買収を検討
豪ニューズコープは、米ハーパーコリンズを所有
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM29066_Z21C12A0FF2000/
http://markethack.net/archives/51847816.html