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日本政府観光局(JNTO)は25日、2012年の訪日外国人旅行者数が前年比34・6%増の836万8000人だったと発表
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130126/dms1301261438002-n1.htm
日本への観光客数が震災前の水準をほぼ取り戻したそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO51039440X20C13A1PE8000/
2012年で、日本へ観光にくる外国人は836万人に達した。対前年比は134.6%
中国、台湾、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムから来た人の数がそれぞれ最高記録を更新した
政府目標は、
2016年 1800万人(4年で2012年の2.1倍) 日本国民の15%
2020年 2500万人(8年で2012年の3倍) 日本国民の20.8%
という、とてつもない目標を掲げている。
なぜ、とてつもないと考えたのは、日本の人口比率の変化だ…。
2015年の日本
20120年の日本
日本の人口ピラミッド
これを見ると、日本への観光客が増えれば増えるほど、日本でそれらをささえる人々が、40〜60代の人ばかりという構図にならざるをえない。
遅かれ、早かれ、少子化問題がもっと問題になることを考えると、外国人の雇用や移民をもっと真剣に論議する必要がある。
GNP(国民総生産)ではなくGDP(国内総生産)の時代。外国人や移民でも経済に貢献できるビジネススキームの確立がないと、観光立国などにもなりえない。
もしくは、「老人にやさしい国ニッポン」で名をはせるしかない…。
今は何よりも、決まった将来のことを考えると、「少子化対策」と「移民対策」ではないだろうか?
安倍政権からは、きたるべき未来のことはあまり聞こえてこないのが残念だ。