2015Apple 第2四半期決算(2015年01-03月期)
2015年4月27日、カリフォルニア州クパティーノ、Apple®は本日、2015年3月28日を末日とする2015年度第2四半期の業績を発表しました。
当四半期の売上高は580億ドル(5.8兆円)、
純利益は136億ドル(1.3兆円)、
希薄化後の1株当り利益は2.33ドルとなりました。前年同期は、
売上高が456億ドル(4.6兆円)、純利益が102億ドル(1兆円)、希薄化後の1株当たり利益が1.66ドルでした。
売上総利益率は、前年同期の39.3%に対し40.8%となりました。
当四半期の米国市場以外の売上比率は69%でした。
http://www.apple.com/jp/pr/library/2015/04/27Apple-Reports-Record-Second-Quarter-Results.html
Appleは米国時間4月27日、同社の第2会計四半期決算(3月28日締め)を発表した。売上高は580億ドル、利益は136億ドル(1株あたり2.33ドル)だった。
ウォール街のアナリストらは、売上高560億6000万ドル(1株あたり利益2.16ドル)と予想していたが、これを上回った。
主な数値は以下のとおり(専門アナリストらの平均予測はFortuneがまとめたもの)
- 「iPhone」:販売台数6117万台。前年同期の4372万台から増加。アナリスト予測は5570万台。
- 「iPad」:販売台数1262万台。前年同期の1635万から減少。アナリスト予測は1420万台。
- 「Mac」:販売台数456万台。前年同期の414万台から増加。アナリスト予測は470万台。
- サービス(「iTunes」と「Apple Pay」を含む):売上高49億9600万ドル。前年同期の45億7000万ドルから増加。
- その他(「Apple Watch」を含む):売上高16億8900万ドル。前年同期の18億8000万ドルから減少。
同社によると、売上高総利益率は40.8%だったという。ウォール街の予測は39.7%だった。
米国外の売上高は、総売上高の69%を占めた。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は声明で、iPhone、Mac、そして同社の多様なアプリストアが「引き続き好調」だったことが、同四半期をけん引する要素の1つだったと述べた。
http://japan.cnet.com/news/business/35063814/
牽引したのは中国の旧正月?
中国における売上高は、2月の旧正月の後押しもあって70%上昇し、記録的な168億ドルとなった。前年同期の売上高は98億4000万ドルだった。
3月の売上高が第1四半期の数字を上回ったのは中国だけだった。
❏中国は欧州を抜き、米州に次いで2番目に大きな売上高を生む地域になった。
❏米州の売上高は213億ドルだった。
※中国の売上は、米国売上の46%にまで伸びている。
❏Appleは個々の地域のiPhone売上高は公表していないが、最高経営責任者(CEO)のCook氏は27日、第2四半期に大中華圏でのiPhone売上高が70%以上増加したこともアナリストとの電話会議で明かした。
❏Cook氏はアナリストとの電話会議で、「第2四半期は信じられないほど素晴らしかった。現在の中国ほど大勢の人々が中産階級の仲間入りをしている事例を私は見たことがない。そして、中国は当社の売上高の大部分を占めている。われわれは本当に誇りに思っており、今後も中国への投資を継続する」と述べた。