2018年12月18日火曜
グルーブXは、LOVOTの製品発表を行った。
今までは、目のパーツ部分の動画しか発表されていなかったが、初めて稼働するモデルが報道陣向けに公開された。
一番特筆すべきことは、その価格と販売方法だ。
2019年の秋冬にセット発売となる。単体は2020年
価格は2台セットの利用で約60万円プラス、消費税10パーセントなので66万円、更に月額サブスクリプションとして一番安いプランでも約2万円プラス消費税、つまり1ヶ月2万2000円かかるわけだ、年間では25万円近く、かかることとなるすると、初年度は本体価格を入れて、85万円だ。この価格をどう捉えるかだ。
実際、本日LOVOTを触ってみたがこの製品は、触れてみないことには価値が分かりにくいようだ。
そして、LOVOTのいる生活をすることによってこの価値が理解できると思える製品だった。
年間で85万円の初年度だが、実際には洋服を着替えさせたり色んな形でそれ以降も生身のペット並みに費用がかかりそうだ。
そして、その代償に家を掃除してくれる訳でもなく、料理を作ってくれるたり、洗濯もしてくれない。
つまりオーナーができることはロボットをかわいがり、愛することくらいしかできないのだ。
アプリを使うことによって家の中の見守りサービスみたいなことはできるかもしれないが優秀な見守りロボットとしては疑問が残る
しかしだ、人生のパートナーに先立たれたり、ペットに先立たれたりした時の、心の悲しみを癒せる代替物はいない。膨大な時間だったり、仲間だったり…。
LOVOTが果たしてそれの代わりになるかと思うかどうかは不明だが、少なくともペットの代わりにはなるかもしれない。しかし、生き物を飼うということは、非常に大きなリスクも伴う。LOVOTよりも安くすむかもしれないが。
むしろLOVOTの場合は生き物に限りなく近いが、生き物ではない個性を持っている。
最初からLOVOTに機能的なロボットの性能を求める人はいないと思う。
しかし見つめられることによって、自分が求められている、そして抱き上げた時に感じる暖かさ、これは今まで体験したことのないロボット製品だ。
実際、発売までにはあと1年近くあることを想定すると、今よりももっと、人と一緒に歩めるような、家族型ロボットになっている可能性も高い。
値段も富裕層だけではなく大事な人を失った人の心にはロボットでそれを埋めてもらえるような価値になるのかもしれない。
また時計の好きな人であればロレックスが100万円しても当たり前のように消費しているそう考えれば、大事な家族が100万円で買えるとなれば買う人もいるだことだろう。
単にガジェット好きなだけではこの初年度百万円という価格へのトライはちょっと慎重にならざるを得ない実際にどんな人がお客になるのかって言うところをこれか笑見てみたいと思う。
GROOVE X(GX)は12月18日、家族型ロボット「LOVOT(ラボット)」を2019年秋冬に発売することを発表した。価格は税別34万9000円だが、当初は2体1セットのモデルのみの販売となる。こちらの価格は59万8000円(税別)で、12月18日19時からウェブ限定の先行予約受付けを開始する。1体での販売は2020年中の予定。月額費用は9980円から。
https://japan.cnet.com/article/35130274/