いつもは、スティーブン・セガールの映画か、ジェニロペの『アナコンダ』ばかりやっているイメージのテレビ東京の『午後のロードショー』通称、ゴゴロー。
https://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_afr_load/
明日10日の「#午後のロードショー」(テレビ東京・昼13時35分~)は、#ジョディ・フォスター 主演の衝撃サスペンス!「#フライトプラン」(05年/米)を放送!
▽高度1万mの上空、最新鋭の旅客機の中で幼い娘が消えた…。目撃者はゼロ、容疑者は全乗客!機内は疑惑が渦巻く修羅場と化す! pic.twitter.com/6u0gMO1Ypv— 午後のロードショー (@tx_gogoro) 2019年1月9日
『フライトプラン(2005年)』
面白かった! ジョディ・フォスターの壊れていく演技…。エキセントリックでセルフィッシュな母親役が怖い。デビッドフィンチャー監督の『パニックルーム』の親子像を思いだす。ナイト・シャマラン監督の『シックスセンス』オチかと思ったが…。
面白かった! ジョディ・フォスターの壊れていく演技…。エキセントリックでセルフィッシュな母親役が怖い。デビッドフィンチャー監督の『パニックルーム』の親子像を思いだす。ナイト・シャマラン監督の『シックスセンス』オチかと思ったが…。 https://t.co/hbdXw7uxHO
— Paul神田敏晶 Paul Toshi kanda (@knnkanda) 2019年1月13日
ジョディ・フォスター は不思議な役者だ。
どこか、クセのある演技をさせると最高に活きる女優だ。
精神的に追い詰められる役柄が特に活きる。
行動力がありすぎる母親なのだ…。
そもそも、設定が面白い。
巨大な飛行機といえども、その中で子供が、行方不明になるという設定はかなり無理がある。
子供の搭乗記録もなく、目撃者もいなければ、そして、精神的にキテる母親のキテレツでセルフィッシュな行動の数々…。
さらに、強行で酸素マスクを出したり、緊急着陸をさせるなどの横暴ぶり…。
あなたが機帳だったら、どんな対応にでるだろうか?
映画の世界とはいえ、ある意味これは乗客による『テロ』である。
また、そんな『テロ』を興すような母親をターゲットにしたことが一番の疑問だ。
監督は今作が、ハリウッド初監督作品の、ロベルト・シュヴァンケ
スタジオのセットだけで、撮影できるシナリオであれば、予算も読める。
制作費 5,500万ドル(55億円)で、世界興行収入は、2億2,333千万ドル(223億円)
405%のROI監督だ。
そう、作品の優劣は、アカデミー賞が決め、ハリウッドはROIで監督を選ぶ。
この監督に4倍の2億ドル預けると、どれだけのリターンが生まれるか?で監督を起用する。しかし、この構造は、サブスクリプションモデルの大盛況で変化する。
CATVのテレビシリーズが、完全にNetflix Originalsに移行し、それをAmazon Prime Originals に YouTube Originals に以降する。
ハリウッドは、その原作や脚本をもとに、劇場へ足を運ばせる、スピンオフ作品専属になりかねない。もしくは完全に製作子会社に製作させるかだ。
製作費 | $55,000,000 |
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興行収入 |
平均6,000万(60億円)ドルの予算で2倍以上(120億円)のリターンを狙うハリウッド
ROI= 利益÷投資額×100
ハリウッドでは、6つのメジャースタジオが年間に20本の映画を製作しているが、一本の映画製作コストは広告費を除いて平均6000万ドルかかっている。そして、ある程度見込みのある脚本が現実味を帯びるまでにも1400万ドルのコストがかかると言われている。もちろん、興行収入が期待どおりになるかどうか、映画の成功は全く保証されていない。日本の映画製作費が平均3.5億円(1000万から20億円)であることに比べると、実に17倍の初期投資が必要になる。
興行成績ヒットよりも、ROI率でのヒットで選ぶ傾向にあるだろう。