松之丞カレンの反省だ!
2019年5月11日
テレビ朝日 土曜日
最終回と聞いていたけどしばらく延期という珍しいパターン。
先週、最終回と番組で告知してからの延期は、流石に珍しい。
神田松之丞と、滝沢カレンとのすれ違い会話は、話芸の天才と天然の天才対決の緊張感の連続。
この2人の共通点は、本音で語るところ。
何よりも、滝沢カレンの転がし方が美味い。
滝沢カレンには、かつてのローラの爆発力がある。そう言葉そのものの、間違った使い方だ。
ローラの場合は!敬語のおかしな使い方くらいだったが、滝沢カレンの場合は、全てにおいて、言葉が独創的すぎる。
きっと、一般の人と見えているものが違うからだ。それでも動じない度胸も持ち合わせている。ただ、そんな暴走気味の滝沢カレンをまとめられる人はそう多くない。
そこに神田松之丞という、失礼な事を言っても許される天才が拾うものだから、病みつきになる緊張感が生まれる。
しかし、滝沢カレンの度胸と話芸は、テレビによって鍛えられ続けられる。
この爆発力の前で、単なる綺麗なモデルさんというだけでは、存在できない市場環境を生み出してしまった。