西暦2020年小学校プログラミング教育の旅。 英語は小3必修化と小5教科化

2020年、あと2年で、小学校でも英語同様に、プログラミングの授業が開始されるという。

小学校で2020年(平成32年)からの実施が見込まれる新しい教育課程において、外国語教育の教科化等に向けても備えなければならない小学校現場の不安感を少しでも軽減し、プログラミング教育の円滑な実施に資することを期待するものである。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

これからの親は、学校教育を先取りしなくてはならない…。

それは、英語とプログラミングだ…。
残念ながらそのどちらも現在の学校では、まったくあてにならない。
そもそも、教師が存在していないからだ。
教わったことがないことを教える時代に直面している。

英語に関しては、戦後一貫して、英文法重視、リーディングとライティングを重視。
よって、読み書きはできるけど、初歩的なヒアリングとスピーキングがまったくできない英語学習歴10年選手を日本は、産出し続けている。そう、大学受験のツールであったからだ。

いまだに大学を卒業してから英語教室が盛んなのは、日本の英語教育の問題点を標榜している。

英語に関しての一番の問題は、テレビをつけても英語がまったく聞こえてこない日本の番組環境が問題だ。まずは日常的に英語の番組を耳にしてヒアリングできる環境がないといけない。聞けなければ話せないからだ。

そして、次に、プログラミングの環境問題だ。

これだけハイテク立国として、かつて成長したニッポンだが…いざプログラミングとなると評価が低い。そう、今までのハイテクはすべてエレクトロニクスの技術力なのだ。しかし、今求めれるのは、ソフトウェアのコードを書ける能力とプログラミング的思考能力だ。

物事を論理的に判断し、どこからとりかかり、どれくらいの時間を配分するのか?自分の中のリソースをどう活用すればよいのか?これらを仮説を立て、検証し、実践し、レビューするPDCAをくりかえす癖は学校ではまったく教えられていない。
プログラミング教育は、こういう視点を育む良い教育になることだろう。

いや、むしろ社会に出て一番重要な、論理思考ではないだろうか?

そう、英語もプログラミングもすべて日本語を経由して理解しようとしているのが悪いのかもしれない。
最初から英語でプログラミングを教えて、両方同時に覚えるという環境も考えられるはずだ。

英語教育も2020年から小3必修化と小5教科化

2008年度に小学5,6年生を対象に外国語活動として小学校の英語教育
2011年度に「小学5年生から必修」

2020年から
「小学3年生からの必修化」 ※必修科目だが評価はない
「小学5年生からの教科化」 ※通信簿で評価が採点される教科化
2018年から段階的に実施

小学校英語教育の早期化がもたらす影響とは?3年生から必修化、5年生から教科化する2020年に向けて

小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)

2016年 平成28年6月16日
小学校段階における論理的思考力や
創造性、問題解決能力等の育成と
プログラミング教育に関する有識者会議

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

○ 本有識者会議は、各界の専門家が分野を越えて知見を持ち寄り、特に小学校段階におけるプログラミング教育の意義や在り方について認識の共有を図り、各小学校における今後の円滑な実施につなげていくことを目的としたものである。

○ プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない。こうしたプログラミング教育についての考え方や、小学校段階における具体的な在り方等

いわゆる「第4次産業革命」は教育に何をもたらすのか

○ 今後の社会の在り方について、とりわけ最近では、「第4次産業革命」ともいわれる、進化した人工知能が様々な判断を行ったり、身近な物の働きがインターネット経由で最適化されたりする時代の到来が、社会の在り方を大きく変えていくとの予測がなされているところである。こうした変化は、様々な課題に新たな解決策を見いだし、新たな価値を創造していく人間の活動を活性化するものであり、私たちの生活に便利さや豊かさをもたらすことが期待されている。

小学校における効果的なプログラミング教育のために必要な条件とは
○ 今回の有識者会議における議論は、小学校で2020年(平成32年)からの実施が見込まれる新しい教育課程における実施を目指したものである。円滑な実施のためには、2020年に向けて、次期学習指導要領に向けた議論と並行して、プログラミング教育の趣旨に関する情報発信や、実践例の蓄積と普及を進めていくとともに、ICT環境の整備をはじめとする条件整備を計画的に行い、随時更なる改善を図っていく必要がある。

文部科学省 03-5253-4111(代表)
初等中等教育局教育課程課教育課程企画室企画係

ヤマダ電機もプログラミング教室に参入

家電大手のヤマダ電機でも小学生向けのプログラミング教室を開催。親子で参加というコースも増えている。

https://yamada-pcschool.info/

さらに、将棋教室や、囲碁教室なども。論理的思考や右脳型の現状掌握と対処なども

将棋教室
https://www.shogi.or.jp/school/yamada/
囲碁教室
http://www.yamada-pcschool.com/culture/igo_index.html
暗算能力のための珠算教室もやればよいのに…。