あと24時間というメッセージ…。
テロには屈しない。
I am KENJI
後藤さんの、この強いアクセントの英語のメッセージ。
本当に助けて欲しいと切望するならば、
もっと、弱々しく、慈悲を乞う涙声でのメッセージになっていただろう。
しかし、この後藤さんのメッセージは、英語であくまでも高圧的で、威圧的だ。これは、決してこのメッセージに従ってくれるなという彼の声であるような気がする。
後藤さんは、平和的な解決を望んでいるだろうし、万一のことがあってもシリアの人たちを責めないでくださいという。
万一のことがあっても誰も責めないようにしようではないか…。
…とはいえ、後藤さんは彼らに、脅されて、このメッセージを読まされていると思うと、はらわたが煮えくり返る思いだ。
無駄死にしたくない想いと、自分のメッセージが日本へどう伝わるのかも想像できるだけに、後藤さんの想いはとても複雑だろう。
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな音声付き画像が27日、インターネット上に公表された。「これが最後のメッセージだといわれた。時間はもう限られている。24時間しか残されていない。ヨルダン政府に圧力をかけろ」と述べている。信ぴょう性は不明。政府は確認に追われている。
引用元: 【イスラム国殺害脅迫】後藤さんとみられる男性の新たな音声付き画像公表「24時間しか残されていない」 – 産経ニュース.