おにぎりと炊き出しだけでは人は生きていけない…避難所あるある

阪神大震災の教訓

ボクたちは普通に暮らして生きている。焼き肉も食べ、寿司も食べ、天ぷらも食べる…。
しかし、いざ被災者になったとたん、そんな普通の暮らしぶりは一気に変わる…。

1週間も人は、おにぎりばかり食べられない。

阪神大震災のたしか5日目の頃、いま、何が一番食べたいですか?

「おにぎり以外のもの…。一番は焼き肉、二番目に寿司…三番目に天ぷら…」

ボクのコメントはオンエアーされず、ご近所の謙虚なおばちゃんの「おにぎりで本当に助かっています…」。

翌日、も翌日も、またまた大量のおにぎりばかりが届く…。 もう誰もおにぎりはのどを通らない…。大量のおにぎりが廃棄される…。

震災あるある。被災地あるある。

また、別のインタビューで、今何が一番したいですか?正直に答えた…。

「避難所以外での○○○…」
これもまた、オンエアーされなかった…。

オンエアーされている情報は、常にメディアの伝えたいフィルタリングがなされている。