公正取引委員会申告ページはこちらになりました
http://www.jftc.go.jp/soudan/madoguchi/shinkoku.html
「Amazonで1円で本が売れる」のは、配送料に、手数料と送料と出品者の利益がインクルードされているから」という答えで、一件落着…かな…?
しかし、しかしだ。
なんだか、腑に落ちない。この納得できないボクの理由をさがしてみた…。
やはり、「配送料」と明記されている金額から、100円手数料を取っているのは、amazon側の詭弁のような気がする。
現在、257円となってはいるが、それが完全に送料とは限らない。
「配送および手数料」と明記すべきではないのか?
配送料とすることによって、Amazonの利益100円と、出品者の利益は経営努力にまかせる部分は良いと思うが、なんだか配送料がごまかされている気がしてなならない。
Amazon側が配送料と謳っているのは、
「不当表示」
http://www.houko.com/00/01/S37/134.HTM
に抵触するのでは?と、「公正取引委員会にいいんかい?」と質問してみる
公正取引委員会 景品表示監視室
03-3581-5471(代表)
ついでに、
以前から気になっていた、マクドナルドのダブルクオーターパウンダーの写真と現物があまりにもサイズがちがうことも…。
あんなのがくるかと思うと、かなりちがってたとお伝えしたところ…。
おおお!!
どちらかというと、アマゾンよりもマクドナルドの方が、抵触するおそれがあるような気がしますと電話の景品表示監視室のトクダさんのあくまでも個人的な意見。
正確には、申告書をだしていただけないと組織としては動けないそう。
消費者センターの苦情相談とちがって、正式に国の組織が動くということなので、申請書が必要だそうだ。
公正取引委員会は内閣府の外局にあたる。行政委員会である。
公正取引委員会の組織図
http://www.jftc.go.jp/soshiki/profile/annai/index.html
公正取引委員会では、年間1800件の申告があり、排除命令件数が56件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AF%E5%93%81%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E6%B3%95
ということなので、確立的には、1/32倍。確立の話ではないが…。
つまり、申告書が出されると、公正取引委員会は書類を調査するという業務が発生する。
それを公取が動き出したという表現もできてしまうではないか!
企業はこんな、公正取引委員会に申告書をだすだけ(無料で匿名制度もあり)というテロ行為によって、「公正取引委員会が(調査に)動きだした」といわれかねないし、広報部に、「おいこらワレ!この申告書を公取に出されてもええんかなぁ?」というユスリもありえる。
コワイコワイ。
「最後に情報提供ありがとうございました」と公正取引委員会さんに言われる。
なんでも聞いてみるもんだ。
ちなみにマクドナルド アマゾンともに
「景品表示法」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AF%E5%93%81%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E6%B3%95
優良誤認(4条1項1号)
商品・サービスの内容が、事実と相違して、①実際よりも優良であると誤認させる、②他社の商品・サービスよりも優良であると誤認させる、ことを規制する。
ちなみに申告書のフォーマットは自由。
ウェブサイトでフォームを作って、誰もが、簡単に申告書ができるサービスをつくってみるのもありかも。
消費者保護の立場から。
しかし、これは公文書となるので、ネットではなく、郵送で送る必要がある。
送り先はこちら
〒100-8987 東京都千代田区霞が関1-1-1
公正取引委員会 景品表示監視室
03-3581-5471(代表)
※取材はすべてジャーナリストという立場でヒアリングしているので、バイアスがかかっている可能性もあります。