南京大虐殺否定本を客室に設置
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/17/news100.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/17/news138.html
なぜ?経営にデメリットなことをやってしまったのだろうか?
元谷外志雄さんは?
奥様をメインキャラクターで押すくらいだから当たり前なのかもしれないけれども…。
https://ja.wikipedia.org/wiki/元谷外志雄
1名利用時 5,556円/人 (消費税込6,000円/人)
2名利用時 2,778円/人 (消費税込3,000円/人)
六本木APAホテルのデイユース
表記の2名利用でも1名利用でも結局合計は6000円なんだけど、2名利用時の1人あたり3,000円というのはどういう設定なんだろうか?
割り勘にするようなカップルがいるからかな?
いや、ダブルルームを、仕事で使うようなことがあるからか?
カラオケ館で仕事して、11時から19時まで1080円を考えると、APAホテルのメリットは、お風呂に入って休めるというところだ。
何よりも、アパホテルが従来の、貴族のサービス化をそのままマネてきたホテルのサービスを変化させようとしている点に非常に興味を抱いた。さらに、他社よりも100円安く部屋を売るという、どこか価格.comで商品を売る家電屋さんとホテルの部屋が同じになっている点もユニークだ。
そして、最大のポイントはすべてのホテルが自社物件というところだ。そこで、効率化と人件費のコントロールで莫大な収益率を生みだす。これはホテルの業界の中のビジネスモデルのイノベーションだ。
しかし、疑問に感じるのは、なぜ、このIT業界から見ると、普通のイノベーションが、他のホテルチェーンや大手チェーンはできないのだろうか?
くわしいところを知人から今度、ゆっくりヒアリングしてみる。
★六本木駅をおりて、いもあらい坂をくだっていくとこんなところにあった★ |
APAホテルの強み
「ホテルを選ぶのは出張する本人ですが、そのお金を払うのは会社です。そこが切り込みどころだった。10%の現金キャッシュバックによって、経費で1万円使えば、本人に1000円が入る。このキャッシュバックを確定申告で出したという話も、奥さんに渡したという話も聞いたことがない」
「うちは東横インさんのようにオーナーから土地を借り上げたホテルとは違う。物件は自前ですから徐々に償却します。そうすると簿価利回りが1年1年上がってく。だから初めの投資は大変ですが、そのあとはジャンジャン簿価が貯まっていって、結果として楽になります。一方で賃貸借の場合、家賃に左右されてしまうし、特にひどいのはファンドバブルの頃に建てられた物件で、最初から家賃がとんでもなく高い。だから私は所有にこだわりますし、自分の会社の金で建てるから、銀行と相談する必要もない。出店スピードは他社とは比較になりません。ちょっとでもいい土地を見つけたら、すぐに現金で契約してしまう。ホテルの建設などは銀行からの借り入れも利用しますが、ビジネスホテルの基本は好立地を押さえること。そのために銀行の決済を待つのは時間の無駄です」
「アパホテルではネットに強い人間が支配人になる。出張族は宿泊先をネットで予約します。ネットを使えば近隣で1番安いホテルはすぐにわかる時代ですから、うちは近隣のライバルを調べ、そこより100円でも安い料金設定でネットに掲載する。当然、料金は目まぐるしく変わります。例えば八百屋さんで朝と夜の大根の値段は違うでしょ。朝は高くて、昼になると半額、夕方になるとタダでもいいから持って帰ってくれ、となる。向かいのスーパーよりも高い大根が売れますか。満室が予想できる日には客室料金を高く設定するのも同じ理屈です。料金の上限は私が考えますが、あとは現場の判断、支配人の力量次第になります」
「東京のアパホテルは連日満室です。昼間だけ部屋を使う人もいて、1つの部屋が1日に2回売れることも珍しくない。結果として月間稼働率100%超えを達成しています。今後、東京はまだまだ伸びるでしょうね。国内・国外を問わず観光客もどんどん増える。2000万人来たっておかしくありません。オリンピックだって私は東京での開催を確信していました。だからどんどん出店する。地下鉄駅1つごとに1店舗つくってもいい。それを可能とする資金も十分にある」
http://news.livedoor.com/article/detail/8161608/
創業以来44年間黒字を続け、今期は売上高900億円、経常利益272億円、売上高利益率30%と驚異的な収益力のアパグループ
今日、ヒルトンやシェラトンなどの有名ホテルは世界で数多く展開していますが、ある日突然、ブランドを変えて営業を続けても、お客様は案外それに気がつかないのではないでしょうか。それくらい高級ホテルのソフトは皆、似通っています。
昔からの高級ホテルというソフトの延長線にあるからです。ヨーロッパの貴族が旅先でも自宅と同じような快適さで過ごしたいという願望を叶えるために作られたソフトのホテルです。時には、自宅の召使いに命じるかのようにホテルのスタッフに指示します。ホテルのほうもスタッフのお辞儀の角度を決めて守らせるなど、かつての身分社会と同じような構図で、今時おかしいのではないかと私は思うのです。サービス業ではありますが、ゲストとスタッフは対等の関係です。
また、ゲストがチェックインすると、スタッフが部屋まで案内し、室内設備の説明をしたりする。しかし今や、こうしたサービスを必要とする人は多くありません。にもかかわらず、それらのスタッフの人件費が加算され、高い宿泊代となっているわけです。こうしたソフトは時代遅れではないでしょうか。
「アパホテルは部屋が狭い」と言われる方がいますが、これは意図的に小さく作っているのです。だからこそ、料金が安くなり、面積当たりあるいはゲスト1人当たりの環境負荷が小さくなります。炭酸ガスの排出量は、一般的な都市型ホテルの3分の1です。
アパホテルは、シングルルームでもベッドは横幅140cmあって寝心地よく、テレビは40型以上と大きく見やすい。枕元に、照明等のスイッチや携帯電話の充電コンセントなど必要な機能をコンパクトにまとめて、ベッドに寝ながら必要な操作ができるようになっています。浴槽は卵形でゆったり入れるのに、湯量は通常の80%で済みます。浴槽に湯を入れるのも、一定量溜まると給湯が止まる定量止水栓で、湯をあふれさせるムダや心配がありません。様々な工夫を施して、炭酸ガス排出量3分の1を実現しました。
アメリカにはウォシュレットのあるホテルが少ないけど、このリブランドホテルには全室で入れます。日本人には浴槽の湯に漬かりたいと言う方が多いので、シャワーしかない部屋は改修しています。日本食レストランも入れます。実質的な要求水準が高い日本人ゲストに満足いただける機能に改装しています。
環境重視やコンパクト化という時代の流れは変わらない、逆行しないという考えです。「新都市型ホテル」スタンダードを確立すれば世界のホテル市場を大きく変えられます。最初の2年間は、システムをきちんと確立していくために、慎重に進めて行きますが、それが完成すればスピーディに拡張していきます。「5年間でアメリカに100ホテル開業」が共同出資者との取り決めです。
現状、アパ会員は1000万人います(2015年11月末現在)。会員はアパホテルに泊まるとポイントを取得でき、一定ポイントごとにキャッシュバックなどの特典があります。海外進出に当たっても、この会員が一定の固定客層として有力だと考えています。
長年、「先を行く業種に学べ」と社員に言ってきました。商品作りでは自動車産業、マーケティングでは航空産業です。商品を在庫できないという面では、航空産業の座席とホテルの部屋は同じです。だから、ホテルの部屋を売り切る方法や利益率を高める方法(レベニューマネジメントなど)、ネットでの販売方法などについては航空産業を真似してきました。
http://diamond.jp/articles/-/83005