2013年平成25年分 民間給与実態統計調査結果について (2014年9月国税庁)
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2014/minkan/index.htm
年間の平均給与は414万円であり、前年に比べて1.4%増加した。これを男女別にみると、男性511万円、女性272万円で、前年に比べて、男性は1.9%の増加、女性は1.4%の増加となった。
また、正規・非正規についてみると、正規473万円、非正規168万円で、前年に比べ、正規は1.2%の増加、非正規は0.1%の減少となった
平均給与を業種別にみると、最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の696万円、次いで「金融業,保険業」の617万円となっており、最も低いのは「宿泊業,飲食サービス業」の233万円となった
平成25年中に民間の事業所が支払った給与の総額は200兆3,597億円で、前年から9兆2,600億円(4.8%)増加した。源泉徴収された所得税額(以下「税額」という。平成25年分は、復興特別所得税を含む。)は8兆7,160億円で、前年より8,920億円(11.4%)増加しており、給与総額に占める税額の割合は4.35%となった
給与総額は192兆1,498億円であり、前年に比べ3.4%増加した。これを男女別にみると、男性140兆7,830億円、女性51兆3,668億円で、前年に比べ、男性は2.9%の増加、女性は4.9%の増加となった。
また、正規・非正規についてみると、正規144兆5.322億円、非正規17兆4,494億円で、前年に比べ、正規は2.6%の増加、非正規は5.2%の増加となった
給与所得者4,645万人のうち、源泉徴収により所得税を納税している者(以下「納税者」という。)は3,897万人で、その割合は83.9%となった。
また、その税額は8兆2,907億円で、納税者の給与総額に占める税額の割合は4.64%となった
給与所得者数は4,645万人であり、前年に比べ2.0%増加した。これを男女別にみると、男性2,754万人、女性1,892万人で、前年に比べ、男性は1.0%の増加、女性は3.4%の増加となった。
また、正規・非正規についてみると、正規3,056万人、非正規1,040万人で、前年に比べ、正規は1.5%の増加、非正規は5.3%の増加となった
12月31日現在の給与所得者数
5,535万人
給与総額
200兆3,597億円
所得税額
8兆7,160億円
税額割合(3/2)
4.35%
4,645万人 2.0 90万人
(男性 2,726万人) (男性 2,754万人) (1.0) (27万人)
(女性 1,829万人) (女性 1,892万人) (3.4) (63万人)
正規 3,012万人 正規 3,056万人 1.5 44万人
非正規 988万人 非正規 1,040万人
この調査は、標本調査であり、標本事業所(標本として抽出された源泉徴収義務者)(20,525所)及び標本事業所に勤務する給与所得者(295,108人)から得た標本値にそれぞれの標本抽出率の逆数を乗じて全体を推計している。
この調査は民間の給与所得者の給与について源泉徴収義務者(事業所)の支払額に着目し集計
平成7年度からの推移
平均ではなく年収分布でのグラフ
男女別の年収分布の方が、日本のサラリーマンの収入の実態に近いように見える。
平均って貧富や格差が大きい時代にはあまり意味をなすものではなくなってしまった。
さらにこちらの年代別平均で見ると…より実態に近い。
http://doda.jp/guide/heikin/2014/all/
また、サラリーマンと自営業の年収による諸税金の比較も便利
http://uguisu.skr.jp/tax/kyuryo.html
サラリーマン・フリーランス・自営の年収と手取り額の目安表
http://uguisu.skr.jp/tax/kyuryo.html