KNN Business Interview

IT分野の側面からビジネス・ノウハウをインタビューするInterviews with KNN
本業のライター稼業は、インタビュアーからのスタートだったので、人のお話を聞かせていただきながらのイタコモードでの執筆は得意分野でもある。
しかし、企画オファーから取材と、文字おこし、編集、撮影、事実確認といろいろと大変。
ペイドパブリシティは、やらないので、フリーランスでやるには、本当に興味のある分野のみ。ニュースとして、埋もれてしまうのも残念なのでオウンドメディアでリマインドしておく。インタビューの中からいろんなビジネスヒントを、いただけるのが財産だ…。

KISS 火を噴くロック事業家 ジーン・シモンズ

現在の音楽シーンだ。すでに昔の曲ばかり聞いており、インターネットのストーリーミングで音楽はほとんど無料になっている。もし、ジーンが、今17歳でこれからデビューしたいと思っていたら、これだけの音楽業界でイノベーションを興してきた経験でどうアドバイスするだろうか?


ジーン:「それはすごく重大な問題だ。インターネットは、音楽の敵だと断言できる。今の時代にデビューするアーティストやバンドは本当に大変だ。すでに、億万長者になったオレたちは助かったが(笑)。自分たちの時代には自分たちを信じて投資してくれるレコード会社があり、レコードやポスターをおいてくれるショップが、あり、そして、お金を払っているキミたちがいた。それらがすべてうまく回っていた。それにオレたちはキャラクターというビジネスをうまくあわせた。ところが、インターネットのおかげで、誰もお金を払ってくれない。もちろん、インターネットもお金を肩代わりしてくれない時代になってしまった。想いだしてみてほしい音楽業界には2つのインパクトがあった。1つ目は、1988年のCD時代の到来だ。LPレコードよりも、ちっちゃなCD盤のケースに俺たちのすべてをいれなければいけなくなった。現在、死んでも活躍しているアーティストを見てほしい。エルヴィス・プレスリー、ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン、ACDC、マイケルジャクソン、U2、みんなCD紀元前の時代のアーティストだ。そして、1995年のインターネットだ。ナップスターの登場で、すべての音楽は無料で共有されるようになってしまった。しかし、これでみんなが不幸になっている。タダで得られるものに対して人間は価値も興味を信頼も持たなくなってしまった…。俺はいろいろと協力をしてきたヴァン・ヘイレンや日本のバンドEZOなどにもだ。今、日本のイエローモンキーがライブを再開するようになったのも、ライブ市場がまだまだあるからだ。そこにいる彼にサインをもらったら、キミは5ドルでも渡さなければ音楽の世界は死んでしまう(笑)そう、音楽のない世界ほどつまらないものはない。食べて寝ても生きていけるが、音楽がないと魂がないようなものだ。音楽に対して、もっともっと理解する必要がある。」
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20161014-00063257/

Biz Stone twitter,Inc. co-founder

https://ja.wikipedia.org/wiki/ビズ・ストーン

小学館の女性誌WEBサイトのアクセスが急増した理由

WEBの月刊記事本数は200本から600本

□例えば、CanCamのWEBを見てみると、「今日のコーデ」というコーナー記事があり、『4月26日、今日の東京は晴れ時々曇り。最高気温24度、最低気温15度の予報です(気象庁調べ)。』とその本日のお天気にあわせて今日のコーデを読むことができる。そしてその記事の配信時間は、なんと朝の6時だ。デジタル事業局では、KPIでユーザーのアクセス数に、あわせて記事の本数と執筆スタッフをアサインをするという逆算方式をとった。目標は、女性出版社でのウェブでのナンバーワンだ。KPIの初期目標は、1000万UU。結果、7ヶ月で1900万UUと順調な滑り出しだ。

□「まだ紙の媒体は75%の広告収入を稼いでくれている。しかし、ようやくWEB媒体が25%を稼ぎはじめている。紙100%にデジタルがオマケだった時代からの脱却で、媒体ごとの特性によってデジタル媒体の伸びる余地は、まだまだあると考えている

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20180427-00084068/

世界初「財布」に「盗難補償」が誕生したビジネスモデル

□「みなさんが『財布』をお求めになる時ってどんな時かというと、その多くが、『プレゼント』や『紛失』なんですね。普通の日常シーンで、『今日は財布を買おう!』なんて気分にはなかなかなりませんよね。そこを打破する企画が『キャンペーン』なんです。従来からおかげさまで『薄い財布』の認知度は、ターゲティング広告などで上がってきている。しかし、いつか欲しいと思っていただきながらも、残念ながら『今日』はお買い上げいただけないのです。そこでキャンペーンをいろいろと考えておりました。そして、究極的なのが『無くならない財布』があれば誰も困らない。無くならないというよりも、失くなる前に、気づきがあれば失くなるリスクは激減する。

□幸い、TrackRさんと弊社の『薄い財布』との相性はものすごくいい。低電力のBluetoothで半年は持ち、TrackRのIoTを財布に入れておくだけでスマートフォンと離れると、相互にアラートしてくれるというソリューションがある。また弊社の『薄い財布』であれば、小さくコンパクトなのでスマートフォンと同じ場所に存在している確率が非常に高い。さらに、自分でなくても、他人がTrackRのアプリを持っていれば、他人に知られることなく、他人のTrackRが自分のスマートフォンに存在場所をお知らせしてくれる。