EOS kiss Digitalの初号機(2004年のブラックモデル)を今だにずっと使っている。
15年ほどまえ、フィルム時代のレンズのEF L28-70mm F2.8を苦労して購入したが、月刊誌で撮影する機会がなくなり、そのまま写真は、いつしかすべてデジタルになっていった。フィルムや現像、紙焼き、ポジマウントなど必要なさはあっという間にフィルムカメラの存在をボクに失わせてしまった。
六本木で、知人のライブ撮影でひさしぶりにEOS 5とEF L28-70mm F2.8を持って撮影にいったところ、EOS 5のシャッターが動かないことが判明。急遽、近くの店舗で、見てもらうがご臨終という判断。急遽、そのレンズが使えるEOS KISS Digitalを購入した。
購入の自分への言い訳は、カメラがないと知人のライブが撮影できないから!
しかし、購入は正解!だった。
それからは一眼レフで撮影しまくる!。ロック雑誌の取材では、ブライアン・メイを撮影することとなる。
しかし、仕事以外で、EF L28-70mmを持ち歩くのは大変だ。
首からぶら下げても、移動は自転車なので、すぐにぶつけそうになってしまう。しかも、Kissではボディに重量でも重さ負けしていた。
あれから、何年経過しただろか?世の中には一眼デジカメがあふれている。しかし、日常持ち歩くかというとそうでもない。普段は、このところずっとEXLIMケータイだ。そこそこクセもわかり、ボクと相性がよくなってきている。
そこで、コンパクトでF値が明るく、広角が使えて、値段も手頃なカメラを物色すると、知人のカメラマンはみなさん、リコーのGR DIGITALシリーズをおすすめする。
それこそIであれば3万6000円で大阪のソフマップに並んでいた。GR DIGITAL IIでも5万円代前半だ。
待てよ、パンケーキレンズ(薄型)がCANONにあれば使えるかなと思い、調べたところ、CANON用にはパンケーキレンズがないそうだ。一眼レフカメラは好きだが、重いのは大嫌い。かつてのフィルム一眼カメラは小さかった。CANON AE-1なんて、KISSよりもだんぜん軽いよ。
大阪で時間があったので、昔ながらの、駅前のビルで、チョッキを来ている専門のおじさんのところでいろいろ教えていただく。
量販店とちがって、ゆっくり話ができるこういう専門店のお店はホッとする。値段はあまり安くはないが…。
50mmの中望遠だけど、f/1.8で9000円を切っているレンズがあることを知った。
広角がほしかったけど、これほど小さく軽くて安くて、明るいレンズはない!。とにかく1万円を切る価格なので、とりあえずチャレンジ買い。
カメラの大林(06-6341-8091)で9000円
Amazonのほうが250円安かったか!
まだ、まともな撮影はしていないが、家で作った「だし巻き卵(ただいま訓練中)」でさえ、これだけ、後ろがボケてくれるではないか!!これは楽しいぞ!!
USMのようなシャープなピントのフォーカスではないが、この明るさと価格には大満足。もっと早く買えばよかった。
これで、しばらく、GRIIへの物欲は押さえられるかもしれない。
しかし、単焦点レンズにはまり、今度はNikonのD300やEOS40などの本体系がほしくなってきたらもっと怖い。
Canon EF50mm f/1.8IIユーザーのサイト
EOS Kiss Degital X のある生活。さん
ボケ味がいいですね。愛情ある写真がとられています。
見敵必撮 さん
Canon EF50mm f/1.8II買いました
安くてもF1.8という点がまったく同感です。