2009年09月11日(月)成田発 集合時間 17:45 第二ターミナル
出発 19:45 CI-018 便
でホノルルに到着!!
機内でできるだけ寝てきたが、やはり、食事で起こされるのがつらい。
食事すごすぎて、ほとんどの人が半分以上食べられないご様子。
実に素材に失礼な料理の仕方かと思う。
それらを想定しての、ベジタリアンで特別メニューだったけれど、それも二口目で、神様にごめんなさい。
本当にごめんなさい。
もう機内の食事はなくていいので、成田での、お弁当屋さんをもっと豪華にしてほしい…。
JRの東京駅や京都駅程度でいいんです。持ち込み弁当制度にしてもらったほうがいい。
しかし、ひさしぶりのハワイに、ちょっとウキウキ。今までは、ハワイはたまたま、トランジションだったり、パックで着いてくるので、仕方なしに来ていたが、昨年からサーフィンを始めたので、ハワイがとってもすばらしい場所に変わった。
早く行きたい気持ちを押さえて、係員の誘導に従って、案内される。
バスがやってきて、それに乗り込み、ワイキキのDFS(免税店)につれられていく。
ハワイの免税店って、20年前の新婚旅行以来、それにしても、ワイキキの変化に驚く。
現在のバリのレギャン通りみたいなイメージだったのが、なんだかもう原宿のようなブランドショップが立ち並ぶ。
なんと、Apple Storeまであるらしい…。
バスは、とにかくDFSに到着し、DFSの担当者にツアーの日本人たちは拉致される。
まさに拉致。このDFSと「さわやかプラザ」というオリエンテーションが終わらなければ、ホテルに行けないのである。
10:40 にDFSで、11:40に集合という事で、買い物に行かされる。
ブランドショップが並ぶけれど、この円高の時代、どれも日本で買ったほうが安い!この場所にいることすら苦痛。また、ショップの人たちもヤル気がなく、店でもボーッっと突っ立っているだけ。
売る方も買う方も、どちらも、売る気も買う気もないので、ノーディール。
1時間が3時間ほどに思えた。
またDFSが、全店舗をまわらないと下のフロアーにいけず、広い店舗を迷路のようにグルグルと回らされる。
ようやく1Fに降りて、スターバックスにたどりつく。しかし、どうやらこのスターバックスもなんだか味がおかしい…。
苦労して、時間をつぶして、ようやく「さわやかプラザへ案内」される。
PCを接続されたプロジェクターが用意され、別の担当者がしゃべりだす。
オプショナルツアーの説明が30分も続く…。
こちらの状況を考えずに、ただ、カリキュラムのボリュームをこなすために、淡々としゃべる担当者。
それと聞きたくもない、話を聞かされるツアー客。
苦痛の30分がなんとか終わった。
ようやくこれでホテルのバウチャーがもらえた。
しかし最後に通される部屋に行くと、コーヒーが渡され、テーブルにつくと、別の担当者が、「タイムシェアリングってご存知ですか?」と、初めて、最上級の笑顔で話かけてくれた。
ボクの興味は、オプショナルでカイトサーフィンがレクチャーされるかどうかくらいだったので、あまり詳しくは知りませんと答えた。
担当者のツボにはいったようだ。
「タイムシェアリングって日本では、本当に知られてないんですよね。このアメリカでは1960年から普及しているんですが…」という説明だ。
http://www.hgvchawaii.com/timeshare/
また、90分の時間をアポイントを取って説明をする。すると、100ドル分のクーポンをくれるという。JCBのお買い物券やヒルトンホテルで使える100ドルだそうだ。
ハワイに来て、初日から「DFS」と「さわやかプラザ」に2時間近くも時間を取られて、さらに1時間30分も話も、何百万円もする買い物が果たしているのだろうか?と思った。
そして、ようやく解放された時には、お昼の13時近かった。
格安ツアーの理由の大半は、いろいろなプロモーションへのインセンティブでまかなわれてるのは、想像がつくが、販売する側のモチベーションの低さには、せっかくの拉致された甲斐までなくなる。
せっかく、安く来ているのだから、財布のヒモが、その分、ユルユルになるくらいのサプライズが欲しかった。
例えば、Fendarのヴィンテージストラトのショップがあるとか…、サーフマンションのレンタルオーナー券とか…VISIOの60インチテレビが日本に送っても安くなるとか…、Amazonのkindleをすぐに取り寄せてくれるとか…。
現地での販売手法の見直し、プレゼンテーション技術、クロージング、それらのすべてを一度見直さないと、単なる不毛の時間となり、格安我慢旅行に絶えてでもやってくる新規客しか開拓できなくなりそうだ。
これではまったく意味がない。また、タイムシェアリングの別荘を販売する層と、格安旅客は完全にリンクしていないだろう。ヒルトンはそんなことに気がつかないのだろうか?
結局、その時は、「タイムシェアリング」の話には乗らなかったが、ワイキキの町のいたるところの案内所で、「タイムシェアリングってご存知ですか?」と5回以上は聞かれた。
街角での案内所での、ファーストコンタクトは、実にうまい戦略だ。富裕層らしき老夫婦の日本人はたくさんいる。
ハワイでのこのキャンペーン、相当、力をいれているんだと思うと、がぜん興味が湧いてきた…。
マーケティング的に、どうして、人が最初に高いと思っているものを購入にまでいたらせているのか?
そのプロセスを体験できる機会でもある。
また、お金が無い人でも、別荘のカードローンを組ませてしまえるその過程も知りたかった。
まだハワイに着いたばかりだから、のんびりと考えよう!
一組あたり、100ドルのクーポン。
90分のマンツーマンセールス。
町のあちらこちらで、タイムシェアリングの販売に関わる人たちのキャンペーンコスト。
顧客獲得コストは、軽く見積もっても、一人300ドルはかかっているだろう。
何人の見込み客から実質的な契約客が生まれるのかも知りたくなってきた。
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