【センバツ】ノーサイン野球のエナジックスポーツの勢いを智弁和歌山が止められるか/見どころ
沖縄の新星VS甲子園常連校の注目対決が組まれた。「ノーサイン野球」を駆使する初出場のエナジックスポーツが、投打に豊富なタレントを擁する智弁和歌山との決戦に臨む。
エナジックスポーツの攻撃をけん引するのは「1番二塁」のイーマン琉海内野手(3年)だ。初戦の至学館(愛知)戦では4安打を放ち、ノーサインでのエンドランを決めるなど攻撃の起点となった。エース左腕・久高颯投手(3年)の安定感も抜群で、守備も堅く隙のない野球をみせる。
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202503240001309.html
沖縄の非上場会社の #エナジック の #エナジックスポーツ高校 甲子園出場中
名護の #タピックスタジアム は、#エナジックスタジアム に命名権が2025年2月より変わりました。
春・夏大会の歴史で初めてユニフォームの胸部に企業ロゴが掲示される。 #NHKでずっと企業ロゴ が露出している。
#エナジックグループ では、沖縄県内のスポーツ振興や青少年の健全育成を目的として、
エナジック硬式野球部やエナジックゴルフアカデミー、エナジックボウル美浜などのスポーツ施設を創設している。
エナジックのビジネスモデルは?
■電解水生成器「レベラック」シリーズを製造・販売するエナジックインターナショナル(本部沖縄県、大城博成会長兼CEO)は今年6月、創業50周年を迎える。米国、インド、EUなど世界27ヵ国に拠点を展開しており、累計売上高は1兆円を超えたという。M&Aも積極化しており、沖縄県内には、ホテル、ゴルフ場、ボウリング場、飲食店、マンション、エビの養殖場などを展開している。最近では、学校法人大城学園がエナジックスポーツ高等学院の運営も行っており、沖縄県の高校野球の2024年の春季大会では初優勝を遂げた。野球とボウリングの実業団チームも持っている。米国ではこのほど、連邦認可の財団も設立したという。
■大城会長の背景とエナジックの設立
大城会長は、沖縄県名護市出身で、1974年に「日本シグマック」を設立しましたが、その後、会社名を「エナジック」に変更し、家庭用飲料水の販売に注力しました。彼は、還元水生成器「レベラック」を開発し、これがエナジックの主力商品となりました。この製品は、健康志向の高まりとともに人気を博し、エナジックは急成長を遂げました。
■グローバル展開と成功
大城会長は、国内市場に依存することなく、早くから海外市場への進出を視野に入れていました。彼は「日本のマーケットだけに頼っていてはいずれ限界が来る」と考え、アメリカ市場への進出を果たしました。現在、エナジックは世界27ヵ国に拠点を持ち、累計売上高は1兆円を超えています。海外比率は90%に達しており、特にアメリカ、EU、インドなどでの販売が好調です。
■スポーツ振興と教育への貢献
大城会長は、スポーツ振興にも力を入れており、エナジックスポーツ高等学院を設立しました。この学校は、アスリートの育成を目的としており、硬式野球部やゴルフ部を持ち、学生たちにスポーツを通じた人間力の育成を目指しています。2024年には、同校が春季大会で初優勝を果たすなど、成果を上げています。
大城博成会長のストーリーは、沖縄の小さな島から始まり、世界的な企業へと成長した成功の物語です。彼のビジョンと努力は、エナジックを国際的なブランドに育て上げ、健康機器の分野での革新をもたらしました。また、スポーツや教育への貢献を通じて、次世代のアスリート育成にも寄与しています。
エナジックは一般的にMLM(マルチレベルマーケティング)または「ネットワークマーケティング」方式を採用している企業として知られています。
エナジックのビジネスモデルでは、電解水生成器「カンゲン水」などの製品を販売する際に、直接販売方式と組み合わせたMLM戦略を展開しています。このシステムでは、販売員(ディストリビューター)が製品を直接顧客に販売するだけでなく、新たな販売員を勧誘・育成することで組織(ダウンライン)を構築し、その組織の売上に応じたコミッションを得る仕組みになっています。
エナジックのMLMシステムは「8ポイントコミッションシステム」と呼ばれる報酬プランを採用しており、販売員のランクに応じて異なるコミッション率が設定されています。このシステムによって、世界各国に販売ネットワークを広げ、グローバルな展開を実現してきました。
ただし、MLMビジネスモデル全般に対しては、一部で誤解や批判も存在するため、エナジック自身は「ネットワークマーケティング」という表現を好む傾向があります。また、MLMとピラミッドスキームは異なるものであり、エナジックは製品価値を重視した正当なMLMビジネスとして事業を展開していると主張しています。
エナジック(Enagic)は、還元水生成器「Kangen Water」を販売するマルチ商法(MLM Marketing)企業として活動しています。複数の情報源から以下の事実が確認されます。
ビジネスモデルの特徴
MLM構造:販売代理店が新規メンバーを勧誘し、その販売実績に応じて報酬が階層的に分配される仕組みです。米国拠点では「8段階のコミッション分配」が存在し、製品価格が高額化する一因と指摘されています。
製品の位置付け:還元水生成器は「健康効果」を謳う高額商品(例:SD501モデルは約40万円~)で、代理店の主要な収益源となっています。
法的・倫理的懸念
消費者庁の措置:2021年、エナジック日本法人は9ヵ月の業務停止命令を受けています。特定商取引法に基づく不当な勧誘行為が認定されました。
虚偽表示リスク:米国では「医療効果」を暗示する表現が問題視され、独立機関による検証結果と乖離があるとの批判があります。販売代理店による過剰な健康強調表現が散見され、情報の正確性に課題が残ります。
業界内評価
技術面:還元水生成器の性能については「平均以上」とする第三者評価がある一方、競合他社製品と比較して価格が2倍以上高額であることが指摘されています。
MLMの実態:
報酬体系は「6段階までの間接販売」に制限されるものの、勧誘中心の活動が継続的に報告されています。一部ユーザーからは「身に覚えのない請求書送付」などのトラブルも発生しています。
総合評価
エナジックは法的には連鎖販売取引業者(特定商取引法上の定義)として登録されていますが、その実践方法においてMLM特有の課題を抱えています。特に「高額商品の販売圧力」と「代理店教育の不備」が繰り返し指摘される点が、消費者保護の観点から注意を要します。