米国石油業界ではエクソンモービルに次ぐ、シェブロン(Chevron)が、エネルギー問題を体験できるウェブ上のゲームを公開している。
http://willyoujoinus.com/
シンプルなゲームだが、2030年になるとエネルギー問題はどうなるの?を2Dによる仮想空間によって体感できるところが特徴。
また、企業がこのようなゲームメディアを通じて、潜在顧客と直接、長時間にわたり問題意識を共有できることは非常に意味があることだろう。まるでかつてのSIM CITYのような感覚でドラッグアンドドラッグのみで楽しめる。
(9/6)米シェブロンがオンラインゲーム、エネルギー利用効率競う
【シカゴ=毛利靖子】米石油メジャーのシェブロン
は英エコノミスト誌グループと提携し、エネルギーの利用効率を競うオンラインゲームを開発し、5日からネット上で運営を始めた。参加者はウェブ上の仮想都
市を機能させるのに必要なエネルギー源を選択。いかにコストや環境への負荷を抑え、安全保障上の問題をクリアして安定調達できるかどうかを競う。
ゲームの舞台は人口390万人の仮想都市。参加者は工場やオフィスビル、住宅、空港など施設ごとに石油、天然ガス、原子力、太陽光などのエネルギー源を指
定し配分。経済協力開発機構(OECD)などの予測データをもとに、運営コストや環境への影響を採点する。ゲーム終了後は2030年までに直面する課題が
示される。
すでにゲームには世界中から2万人以上が参加し、終了後は点数や順位が即時に分かる。ウェブ上には会議室や資料室もあり、ゲームへの参加を機に個人にエネルギー問題を身近な問題として考えてもらうのが狙い。アドレスはhttp://willyoujoinus.com