深田恭子「100万回生きた猫」ミュージカル主役 東京芸術劇場

深田恭子は、いつもオンリーワンなポジションを維持しているところがすごい。
次から次と、若いアイドルやグラドルが登場しながら、30歳を越えても、現役でいられる。

なかでも、深キョンは、演技がめちゃくちゃ巧いわけでも、歌がとびっきり、素晴らしい訳でもなく、「深田恭子」という独自の世界観を持ちつづけている。それが最大の強みだ。

結婚されない事により、その魔性オーラを維持しているのか?
アイドルが若年層で、結婚→出産→育児→ママドル化する中、
深田恭子は、「抵抗勢力の権化」と化しているのだ。

アイドル、女優、今度は舞台だ。
しかも、あの「100万回生きた猫」だ。
あの不思議な、「死生観」を舞台でどのように見せてくれるのか、
今から楽しみである。

 女優の深田恭子(32)が舞台に初挑戦する。累計207万部の人気絵本が原作のミュージカル「100万回生きたねこ」(8月15~30日、東京芸術劇場)で、主役の「白いねこ」を演じる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150217-00000126-spnannex-ent

【あらすじ】100万回生きた猫

主人公の猫は、ある時は一国の王の猫となり、ある時は船乗りの猫となり、その他、サーカスの手品つかいの猫、どろぼうの猫、ひとりぼっちのお婆さんの猫、小さな女の子の猫…と100万回生まれかわっては、様々な飼い主のもとで死んでゆく。その時、100万人の飼い主は猫の死にひどく悲しんでいたが、当の猫はまったく悲しまなかった。主人公の猫は、飼い主のことが大嫌いだったのだ。

ある時、主人公の猫は誰の猫でもない野良猫となっていた。「自分だけの事が好き」な主人公の猫は、100万回生きたことを自慢し、周囲のメス猫たちも何とか友達や恋人になろうと、プレゼントを持ってきたりして周囲に寄ってくる。

しかし、唯一 自分に関心を示さなかった一匹の白猫の興味をなんとか引こうとするうちに、いつのまにか主人公の猫は、白猫と一緒にいたいと思うようになる。そして、白猫にプロポーズをするのであった。白猫は主人公の猫の思いを受け入れた。
そして時がたつと、白猫はたくさん子供を産み、年老いてゆき、やがて猫の隣で動かなくなった。そこで猫は初めて悲しんだ。朝になっても昼になっても夜になっても、100万回泣き続けた。

そして猫も、とうとう白猫の隣で動かなくなり、それ以後生き返ることはなかった。

100万回生きたねこ
https://www.youtube.com/watch?v=WXTyCc3KKhs

森山未來×満島ひかり主演! ミュージカル「100万回生きたねこ」